特許
J-GLOBAL ID:200903089066831538

蒸気エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-245165
公開番号(公開出願番号):特開2004-084523
出願日: 2002年08月26日
公開日(公表日): 2004年03月18日
要約:
【課題】蒸気圧を受ける部分の腐食及び摩耗等といった問題を解決しながら、蒸気エンジンの効率を向上させる。【解決手段】U字状の流体容器11の一方側に加熱器12及び冷却器13を設けて、他方側に出力用のピストン14を設ける。これにより、加熱器12により加熱されて気化した作動流体の蒸気は、その膨脹圧力により第1鉛直部11b側の液面を押し下げるため、作動流体のうち液体部分は、第1鉛直部11bから第2鉛直部11c側に流動変位してピストン14を押し上げる向きの圧力をピストン14に作用させる。このとき、作動流体のうち液体部分が蒸気の膨脹圧力を直接的に受ける液体ピストンとして機能するので、蒸気圧を受ける部品の腐食及び摩耗等といった問題は、原理的に発生しない。また、予め蒸気の過熱度を高くするといった手段を講じる必要がなく、エネルギ変換効率をカルノーサイクルと同等程度まで高めることが可能となる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
熱エネルギを機械的エネルギに変換する蒸気エンジンであって、 流体が流動可能に封入された流体容器(11)と、 前記流体容器(11)内の流体を加熱する加熱器(12)と、 前記加熱器(12)にて加熱されて気化した蒸気を冷却する冷却器(13)とを有し、 前記蒸気の膨脹圧力により液体を流動変位させて機械的エネルギを出力するとともに、前記蒸気を前記冷却器(13)にて冷却して液化することにより前記流体容器(11)内の流体を自励振動変位させることを特徴とする蒸気エンジン。
IPC (3件):
F01B31/26 ,  F01B31/30 ,  F01K7/00
FI (3件):
F01B31/26 ,  F01B31/30 ,  F01K7/00
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (5件)
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