特許
J-GLOBAL ID:200903089076597525

注射器と注射器用摺動弁及び注射器の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-148838
公開番号(公開出願番号):特開平11-009692
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】 キット式注射器の簡素化、低コスト化等を図る。【解決手段】 シリンダの先端側に環状の拡径部87を一体に形成し、拡径部の内径は自由状態の摺動弁90の外径より大きく、拡径部と摺動弁の隙間から薬液96を導出する。摺動弁90は、弁本体の径方向に放射状に突出する複数の支持突部を有し、支持突部は弁本体よりも伸縮性に富み、拡径部87の内周に接触し、シリンダの内径部で弁本体と同一径に縮径する。支持部材102は中心部から放射状に等配に延びる複数の伸縮部を有し、伸縮部が支持突部を含む。摺動弁90に対向するシリンダの底壁に突起94を形成し、底壁と摺動弁との間に薬液導出用の隙間を構成する。シリンダを樹脂成形する外型と内型に環状の大径部を形成し、内型にテーパ状の中子を挿入し、内型の大径部は、外側円弧面と内側テーパガイド面を有する複数の割り型部と、中子とテーパガイド面とに接して各割り型部の間に進入する複数の支持部とで構成する。
請求項(抜粋):
注射針接続部を有するシリンダ底壁からシリンダ長手方向に環状の拡径部が一体に延長形成され、該拡径部からシリンダの小径なストレート部が一体に延長形成され、該ストレート部内に挿着される摺動弁の自由状態における外径よりも該拡径部の内径が大径に形成され、該拡径部の内周面と該摺動弁の外周面との間の略環状の隙間から摺動弁後方の薬液が注射針接続部側に導出されることを特徴とする注射器。
IPC (2件):
A61M 5/31 ,  A61M 5/178
FI (2件):
A61M 5/31 ,  A61M 5/18
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 用時溶解型薬剤充填済注射器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-214279   出願人:日本ケミカルリサーチ株式会社
  • 注射器兼容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-149771   出願人:株式会社大協精工
  • 容器兼用注射器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-278159   出願人:株式会社アルテ
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審査官引用 (3件)
  • 用時溶解型薬剤充填済注射器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-214279   出願人:日本ケミカルリサーチ株式会社
  • 注射器兼容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-149771   出願人:株式会社大協精工
  • 容器兼用注射器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-278159   出願人:株式会社アルテ

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