特許
J-GLOBAL ID:200903089101834081

車両用空調制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮園 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-172461
公開番号(公開出願番号):特開平8-034222
出願日: 1994年07月25日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 特定の検出センサが故障しても、故障前の通常自動制御に近い制御をスムースに継続することができる車両用空調制御方法を提供する。【構成】 複数の検出センサの1つが故障した場合に、各種環境因子の熱収支演算モデルから故障した検出センサに対応する環境因子の大きさを推定演算する。推定値にローパスフィルタ処理の補正項を加算して高精度の推定値を求める。この推定された高精度の値と、正常な検出センサの出力値とに基づいて空調機器の制御を継続すれば、検出センサの出力から推定値に交替する間も、故障前の空調制御とほぼ同様の制御状態が得られる。
請求項(抜粋):
空調装置から車室内に供給される熱量に関する検出値又は推定値、及び前記空調装置以外のもので車室内の熱量に影響を与える各種環境因子に関する検出値又は推定値を入力とし、前記各検出値又は推定値をパラメータとする熱収支演算モデルを用いて車室内の温度を推定するコントロールユニットと、車室内の温度を検出する検出センサとを備え、演算モデルの推定値と前記検出センサからの検出値の偏差に、所定のゲインを乗じてフィードバックすることにより、オブザーバを構成する車両用空調装置において、前記フィードバック量に基づいた補正項を作り、前記パラメータとして用いた各検出値又は推定値に対してそれぞれ修正を行うことを特徴とする車両用空調制御方法。
IPC (2件):
B60H 1/00 101 ,  B60H 1/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-228880   出願人:日産自動車株式会社
  • 特開昭61-220908
  • 特開昭61-220908

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