特許
J-GLOBAL ID:200903089134049886

冷媒循環式熱移動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-349796
公開番号(公開出願番号):特開平11-182944
出願日: 1997年12月18日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 構造の簡略化及びコストダウンを図るようにしつつ、適切にサブクール制御を行うことができるようにする。【解決手段】 凝縮後の冷媒を膨張させる手段として固定絞り35を用い、冷房時に冷媒が圧縮機20から室外熱交換器34、固定絞り35、室内熱交換器36をこの順に通って圧縮機20に戻されるように冷媒回路30を構成するとともに、吸入側ライン39の途中に位置するアキュムレータ45と、室外熱交換器34の出口とアキュムレータ45の入口との間に接続されたバイパス通路70と、このバイパス通路70の流量を制御する制御弁72とを設ける。そして、制御手段により、室外熱交換器34の出口側の温度を飽和液温度から差し引いた値である過冷却度と目標過冷却度との比較に基づき、適正なサブクール状態が得られるように制御弁72を制御する。
請求項(抜粋):
圧縮機から吐出された冷媒が凝縮器、絞り及び蒸発器を通って圧縮機に戻されるように構成された冷媒回路を備え、上記蒸発器での吸熱により冷房または冷凍を行うようにした冷媒循環式熱移動装置であって、上記絞りを通路断面積が一定の固定絞りとするとともに、上記蒸発器の出口から圧縮機の吸い込み口までの間の低圧回路の途中に位置するアキュムレータと、圧縮機の吐出口から絞りまでの間の高圧回路のうち上記凝縮器の下流部と低圧回路のうち上記アキュムレータの上流かつ蒸発器より下流部との間に接続されたバイパス通路と、このバイパス通路に配置された開度調節可能な制御弁と、上記凝縮器の出口側の温度を飽和液温度から差し引いた値である過冷却度を求める過冷却度演算手段と、上記過冷却度を運転条件に応じて設定された目標過冷却度と比較して、目標過冷却度に対し過冷却度が高ければ上記制御弁を開方向、過冷却度が低ければ上記制御弁を閉方向に作動するように制御する制御手段とを設けたことを特徴とする冷媒循環式熱移動装置。
IPC (2件):
F25B 1/00 101 ,  F25B 13/00
FI (2件):
F25B 1/00 101 E ,  F25B 13/00 J
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る