特許
J-GLOBAL ID:200903089164194236

塗膜転写具のクラッチ機構および塗膜転写具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 章吾 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-286573
公開番号(公開出願番号):特開平9-104562
出願日: 1995年10月06日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 自動巻取り式の塗膜転写具において、スラスト方向の摩擦係合力を利用して、製作容易で安価な構成を備えたクラッチ機構を提供する。【解決手段】 繰出リール10側において、テープ巻回部12の被動部材21と、これを回転駆動する駆動側回転歯車20との間にクラッチ機構8が設けられて、その動力伝達は、被動部材21と駆動側回転歯車20間のスラスト方向の摩擦係合力を利用する。この摩擦係合力は、各構成部材相互間のスラスト方向の寸法関係を適宜調整することにより設定できるため、各構成部材の設計・製作条件が緩く、その製作が容易であるとともに、組立て作業も容易であり、製作コストさらには装置コストの低減化を図ることが可能となる。
請求項(抜粋):
片手による手持ち操作可能なケース内に、塗膜転写テープを巻装した繰出リールと使用後の塗膜転写テープを回収する巻取リールとが回転可能に設けられるとともに、この巻取リールが前記繰出リールに連動する構成とされた自動巻取り式の塗膜転写具において、前記両リールにおける塗膜転写テープの繰出速度と巻取速度を同期させるものであって、前記両リールの少なくとも一方において、塗膜転写テープを巻回するテープ巻回部と、このテープ巻回部を回転駆動する回転駆動部との間の動力伝達部を構成し、この動力伝達部の動力伝達は、前記テープ巻回部と回転駆動部の間のスラスト荷重による摩擦力を利用するとともに、これら両部間の回転トルク差により断続される構成とされていることを特徴とする塗膜転写具のクラッチ機構。
IPC (3件):
B65H 35/07 ,  B43L 19/00 ,  B41J 29/367
FI (4件):
B65H 35/07 S ,  B65H 35/07 E ,  B43L 19/00 H ,  B41J 29/367
引用特許:
審査官引用 (2件)

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