特許
J-GLOBAL ID:200903089171735757

画像復元装置、撮像装置、プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小谷 悦司 ,  伊藤 孝夫 ,  樋口 次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-382025
公開番号(公開出願番号):特開2006-191206
出願日: 2004年12月28日
公開日(公表日): 2006年07月20日
要約:
【課題】 撮像素子と撮影光学系との間の光路上に配置されたカバーガラスに塵埃が存在する場合であっても、綺麗な画像を得ることのできる撮像装置等を提供する。【解決手段】 撮影画像を撮影したときの撮影条件(絞り43の開口径、絞り43の開口の形状、絞り43とカバーガラス22との距離、絞り43と撮像素子20との距離等を含む)と、塵埃が付着しているカバーガラス22の表面位置に撮像素子20の受光面が位置していると仮定して導出した撮像素子20の各画素における光透過率とを用いて、撮影画像に含まれる塵埃像(撮影時における各画素の位置における光透過率)を検出し、この光透過率で、対応する撮影画像における画素の画素値を除算する。【選択図】 図21
請求項(抜粋):
被写体の光像を結像する撮影光学系と前記撮影光学系の結像面上に撮像面が配置された撮像素子との間の光路上に配設された塵埃付着対象体に付着した塵埃による撮影画像の劣化を復元するための画像復元装置であって、 前記塵埃付着対象体及び前記撮像素子に光を照射する光照射手段と、 前記塵埃付着対象体を前記撮像素子に対して相対的に所定の方向に移動させる駆動手段と、 外光を遮断し、且つ前記光照射手段により光を略均一に照射した状態で、前記駆動手段に前記塵埃付着対象体の移動を行わせつつ、前記撮像素子に撮像動作を複数回行わせる制御手段と、 前記複数回の撮像動作により前記撮像素子の各画素からそれぞれ得られた複数の画素値について、塵埃の像が投影されているときの第1の画素値と、塵埃の像が投影されていないときの第2の画素値とを画素ごとに導出し、第1,第2の画素値を用いて当該画素の位置における前記照射光の透過率を算出する第1算出手段と、 前記撮像動作により得られた撮影画像に含まれる塵埃の画像を、前記算出手段により画素の位置についてそれぞれ算出された透過率により得られる透過率分布として検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された塵埃の画像に相当する透過率分布を、前記光照射手段から前記塵埃付着対象体及び撮像素子までの光軸方向における距離を用いて、前記塵埃付着対象体に付着している塵埃の等倍画像に相当する透過率分布に換算する換算手段と、 前記換算手段により導出された塵埃の等倍画像に相当する透過率分布と被写体の撮影時における撮影条件とに基づき、該撮影時に得られた撮影画像に含まれる塵埃の画像に相当する透過率分布を算出する第2算出手段と、 撮影画像における各画素の画像の画素値を、前記第2算出手段により算出された当該画素の位置における光透過率で除算する第3算出手段と を備えることを特徴とする画像復元装置。
IPC (3件):
H04N 5/232 ,  G03B 17/02 ,  H04N 5/225
FI (3件):
H04N5/232 Z ,  G03B17/02 ,  H04N5/225 D
Fターム (10件):
2H100CC07 ,  2H100EE06 ,  5C122EA36 ,  5C122FB03 ,  5C122FC01 ,  5C122FH11 ,  5C122FH14 ,  5C122GG13 ,  5C122HA84 ,  5C122HB06
引用特許:
出願人引用 (2件)

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