特許
J-GLOBAL ID:200903089175945799

電子時計およびクロックタイミング調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-164103
公開番号(公開出願番号):特開平10-010251
出願日: 1996年06月25日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 GPS衛星が発信する測位信号を受信し、簡略な構成で十分に精度の高い時計を実現する。また、信号の受信を開始してから正確な時刻を出力するまでに要する時間を短くする。【解決手段】 GPS測位信号に含まれる航法メッセージのZカウントおよび週番号に基づいてGPS時を算出し、このGPS時を所定の補正値で補正して正確なUTC時刻を求める。補正値としては、受信したGPS衛星から受信地点までの電波伝搬の時間だけの遅れがあるが、この補正値は、地球上の614のサンプリング地点の全てのGPS衛星の平均距離を算出し、この平均距離を電波が伝搬するために必要な時間を用いる。これにより、設置場所や衛星番号に拘らず同一の補正値を適用することができるため、設置場所を時計に入力したり、測位により自己の位置を割り出さなくても±20ms以内の高精度の時計を実現することができる。
請求項(抜粋):
地球の周回軌道を航行する測位衛星が発信する正時タイミング信号を含む測位信号を受信する受信手段と、前記測位信号の伝搬時間による遅延を補正する補正値データを、自己の位置を参照せずに算出し、または、自己の位置を参照せずに算出して記憶する補正値発生手段と、前記受信手段が正時タイミング信号を受信したタイミングを前記補正値データで補正した補正正時タイミングに時刻情報を出力する時刻情報出力手段と、を備えたことを特徴とする電子時計。
IPC (3件):
G04G 7/02 ,  G01S 5/14 ,  G04G 5/00
FI (3件):
G04G 7/02 ,  G01S 5/14 ,  G04G 5/00 J
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭61-022287
  • 時刻信号発生方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-282450   出願人:日本電気株式会社
  • 特開昭56-150383
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審査官引用 (11件)
  • 時刻信号発生方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-282450   出願人:日本電気株式会社
  • 時刻情報供給装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-263081   出願人:東洋通信機株式会社
  • 特開昭61-022287
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