特許
J-GLOBAL ID:200903089188690153

エバポパージシステムの故障診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-129076
公開番号(公開出願番号):特開平5-288124
出願日: 1992年05月21日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 本発明は内燃機関の蒸発燃料(ベーパ)をキャニスタ内の吸着剤に吸着させ、吸着された燃料を所定運転条件下で内燃機関の吸気系へ放出(パージ)して燃焼させるエバポパージシステムの故障を診断する装置に関し、誤診断を防止することを目的とする。【構成】 パージ側バキューム・スイッチング・バルブ(VSV)とキャニスタ大気孔VSVとを共に閉弁指令した後(ステップ103,106)、その時の圧力センサ値PS と所定時間α経過後の圧力センサ値PE とに基づいて、変化率を算出する(ステップ107〜113)。またベーパボリュームを算出してマップから判定値βを求め、この判定値β以上のとき洩れが規定値以上あるから故障と判断してウォーニングランプの点灯などを行なう(ステップ114〜119)。
請求項(抜粋):
燃料タンクからの蒸発燃料をベーパ通路を通してキャニスタ内の吸着剤に吸着させ、所定運転時に該キャニスタ内の吸着燃料をパージ通路を通して内燃機関の吸気通路ヘパージするエバポパージシステムの故障を診断する装置において、前記燃料タンクの燃料残量を検出する燃料残量検出手段と、前記パージ通路を導通又は遮断する第1の制御弁と、前記キャニスタの大気孔を開閉する第2の制御弁と、前記第2の制御弁を閉弁すると共に前記第1の制御弁を開弁して前記吸気通路の圧力を前記パージ通路から前記燃料タンクまでの系内に導入後、該系内の圧力が所定値となった後該第1の制御弁を閉弁する弁制御手段と、前記弁制御手段により前記第1及び第2の制御弁が共に閉弁指令を受けた時点から設定時間における前記系内の圧力の変化の度合いを算出して判定値と比較し、その比較結果からエバポパージシステムの故障の有無を判定する判定手段と、前記燃料残量検出手段により検出された燃料残量に応じて前記判定手段の判定動作を制御する制御手段とを有することを特徴とするエバポパージシステムの故障診断装置。
IPC (3件):
F02M 25/08 301 ,  F02B 77/08 ,  G01M 15/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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