測定用電池クランプ | 特許情報 | J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター

【要約】締付スリーブ(2)を有し、それによって熱的にも電気的にも再充電可能の電池(42)の正極コネクター(9)に堅く固定された測定用電池クランプ(1)は、その内部に、手段(16,32,33,34)と同様にセンサ(14,21,40)を含み、そのセンサによって発生した信号を処理し、調整して、二線のデータ線(13)により、それと適合する表示ユニット(28,29)へ送る。センサ(14,21,40)と手段(16,32,33,34)へのエネルギー補給のため、測定用電池クランプ(1)が同様に電池ケーブル(12)を介して電池(42)の負極コネクター(47)へ接続されている。これによって、最も僅かな取付費用で、温度、電圧、電流、電力、或いは表示ユニット(28,29)上のアンペア時のカウントのような電池に関連するさまざまな量を表示し、同時に充電中よび放電中の電池の使用を最適化するのに利用することができる。

1.異なる極性の二つの電極コネクター(9,47)と、そこから出て一つ又は複数の負荷へ繋がる二つの電池ケーブル(11,12)と、それによって電池(42)の電極(9,47)にそれぞれ機械的、熱的、電気的に堅く接する金属性の締付スリーブ(2)を有する二つの接続クランプとを設けた典型的な再充電可能な蓄電池を備え、外側へ導く電池ケーブル(11,12)は締付スリーブ(2)と堅く熱的電気伝導的に結合され、電池(42)の一つの電極接点(9)と接続された少なくとも接続クランプは測定用電池クランプ(1)として構成され、その内側には電流センサ(21)と電気出力を有する信号処理ユニット(16)を含んだ電気直流システムにおいて、-電池クランプが、その内側に出力のある少なくとも一つの更なるセンサ(14,40)を含み、このセンサ(14,40)は出力に電気信号を送り、-信号処理ユニット(16)が、配置するセンサ(14,21,4O)のそれぞれに対して電気入力を持ち、その電気入力は対応するセンサ(14,21,40)の出力に接続されており、-電気出力は、データ線(13)として設計されており、その出力は信号処理ユニット(16)の出力に電気的に接続されて測定用電池保持具(1)の内部から出ており、-信号処理ユニット(16)が、電流の流れと同様に、電池に関する物理量の少なくとも一つの値が存在する全てのセンサ(14,21,40)からそれに伝送される信号の全体より決定される処理手段を含み、-信号処理ユニット(16)が、それぞれが適当な形式に変換されるような方法で決定された物理値を、更なる伝送のためデータ線(13)へ送られる手段を含むことを特徴とする電気直流システム。2.-測定用電池クランプ(1)の内部が、締付クランプの厚味を増すことによって形成された中空室(27)により限定され、-中空室(27)にはガスと流体が本質的に密に封入されていることを特徴とする請求の範囲1に記載の電気直流システム。3.-測定用電池クランプ(1)の内部が、締付スリーブ(2)に堅く接続されたケース(10)によって形成され且つ、限定され、-ケース(10)には、ガスと流体が本質的に密封されていることを特徴とする請求の範囲1に記載の電気直流システム。4.全てのセンサ(14,21,40)と信号処理ユニット(16)へのエネルギー補給は絶縁された電池ケーブル(12)を介して与えられ、電池ケーブルは、電池(42)の他の電極接点(47)に電気的に接続された測定用電池クランプ(1)の内部へ導入されることを特徴とする請求の範囲1に記載の電気直流システム。5.-低抵抗分路抵抗器(25)が、締付スリーブ(2)と外部へ導くケーブル(11)との間に配置され、-電流センサ(21)が、分路抵抗器(25)を通る電圧に対応して電流の流れ(1)に対応する信号を送ることを特徴とする請求の範囲1に記載の電気直流システム。6.-電流センサ(21)が、電流の流れ(I)の直近に固定されたパーマロイの抵抗器を含み、-電流センサ(21)が、この材質の電気抵抗が電流の流れ(1)に比例し、磁場の強さに対するこの材料の電気抵抗の依存性から生ずる信号を送ることを特徴とする請求の範囲1に記載の電気直流送置。7.-電流センサ(21)が、電流の流れ(1)の直近に固定されたホールプローブを含み、-電流センサ(21)が、電流の流れ(1)に比例し、磁場の強さに比例するホール電圧に本質的に対応する信号を送ることを特徴とする請求の範囲1に記載の電気直流装置。8.-電流センサ(21)が、電流の流れ(I)の直近に固定されたホールプローブを含み、-ホールプローブが、電流の流れ(I)に比例し、磁場の強さに本質的に比例するホール電圧を発生し、-補償回路が配置され、ホール電圧が零に補償される補償電圧を発生し、-この電流センサ(21)が、この補償電圧に対応する信号を送ることを特徴とする請求の範囲1に記載の電気直流システム。9.-測定用電池クランプ(1)が、その内部に、端子電圧(U)に対するセンサを付加的に含み、-信号処理ユニット(16)が、二つの物理的値を乗算する手段を含み、-信号処理ユニット(16)におけるこれらの手段を用いて、端子電圧(U)と電流(1)の積を計算することができ、-その積を前方への伝送のため、信号処理ユニット(16)によりデータ線(13)へ転送することができることを特徴とする請求の範囲1に記載の電気直流システム。10.-測定用電池クランプ(1)が、その内部に時間計を含み、-信号処理ユニット(16)が、時間上の物理的値の積分計算をするマイクロプロセッサを含み、-マイクロプロセッサが、一定の時間間隔と個別の時間間隔それ自体との間に電流(I)の離散的測定の多数の積の総和することにより、時間に関して電流の積分値を概算し、-この積分は、更なる伝送のため信号処理ユニット(16)によりデータ線(13)へ転送されることを特徴とする請求の範囲1に記載の電気直流システム。11.測定用電池クランプ(1)が、その内部に、時間に関する物理的値を積分する手段を含み、-これらの積分手段が、電圧対周波数変換器(32)と電子式フォワードバックワードカウンター(33)を含み、-電流(I)に対するセンサの出力が、電圧対周波数変換器(32)の入力に接続され、-電圧対周波数変換器(32)の出力が、フォワードバックワードカウンター(33)の入力に接続され、-周波数変換器(32)からの電流(I)に比例する周波数は、電池の充電中は正の前置部を備えるフォワードバックワードカウンターへ、放電中は負の前置部を備えるフォワードバックワードカウンターへカウントのために送られ、-フォワードバックワードカウンター(33)の出力が、信号処理ユニット(16)の入力に接続され、-信号処理ユニット(16)によって決定された時間に関する電流の流れの積分値が、更なる伝送のため、一つ又は複数の表示ユニット(28,29)へ送られることを特徴とする請求の範囲1に記載の電気直流システム。12.-信号処理ユニット(16)からの出力手段が、バストランスシーバー(34)を含み、-バストランスシーバー(34)が、測定用電池クランプ(1)から出るデータ線(13)に接続され、-データ線(13)が、多くても二本線であり、-バストランスシーバー(35)が、データ線(13)上の受入データの一つ又は数個の受信機のそれぞれに配置することを特徴とする請求の範囲1に記載の電気直流システム。13.-測定用電池クランプ(1)が、その内部に温度センサを含み、-電子制御手段が、存在してエネルギー補給源(30)に接続され、-電子制御手段が、データ線を(31)介して測定用電池クランプ(1)のデータ線(13)に接続され、-制御手段(35)には、データ線(31)にあるデータを受け入れることの出来る手段が利用することができ、-制御手段には、電池温度に依存し、この温度の対応する最適値が超過する時、エネルギー源(30)から電池(42)への放電電流を制限する手段があることを特徴とする請求の範囲1〜12のいずれか一つに記載の電気直徒システム。14.-少なくとも一つの表示ユニット(28,29)が、物理的量の値を表示するために配置され、-表示ユニット(28,29)のそれぞれが、データ線(13)に接続され、-表示ユニット(28,29)のそれぞれには、データ線(13)に残っているデータを受け入れて表示するのために運ぶことの出来る手段(35)が備えられることを特徴とする請求の範囲1〜13のいずれか一つに記載の電気直流システム。15.-高いランクのコンピュータ(48)が配置され、-コンピュータ(48)が、データ線(13)を介して直流システムに接続され、-データがデータ線(13)を介して、コンピュータ(48)と直流システムとの間を少なくとも一方向へ伝送することができることを特徴とする請求の範囲1に記載の電気直流システム。

G01R 31/36 , H01M 10/48 , H02J 7/00 301 , H02J 7/04 , H02J 7/10

G01R 31/36 A , H01M 10/48 P , H02J 7/00 301 A , H02J 7/04 L , H02J 7/10 L

審査官引用 (7件)

電池残量計
公報種別：公開公報出願番号：特願平8-137069 出願人：株式会社日本自動車部品総合研究所, 株式会社デンソー
電池の劣化判定方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平7-210507 出願人：日本電信電話株式会社
電池残容量表示装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平4-307822 出願人：ソニー株式会社

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