特許
J-GLOBAL ID:200903089216148572

加振式アクチュエータの取付部構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-306955
公開番号(公開出願番号):特開平7-158689
出願日: 1993年12月08日
公開日(公表日): 1995年06月20日
要約:
【要約】【目的】 接着などの一体連結手段を不要にして圧電素子の取付けを容易にし、量産時の品質の安定化を図り、かつ、本来の強制加振効果を確実に得る。【構成】 一対の取付部材4,5を弾性支承体6で連結し、ダイヤフラム7との間に液体9を封入して液室8を画成する。第1取付部材4に弾性支持部材14を介して仕切体10を取付け、受圧室11と平衡室12とに仕切る。仕切体にロッド19を固定する一方、基板3にアクチュエータ15の底支持体17を固定して、両者間に圧電素子16をそれぞれ当接状態で挟み込む。圧電素子の先端側をロッドの突出端19aの保持凹部19bにより、基端側を底支持体の筒状部材21で囲んでそれぞれ偏心しないように支持する。圧電素子を、弾性支持部材が変形して弾性復元力が圧電素子に作用した予圧縮状態に配設する。底支持体の底部に調整ねじ部材22をねじ込み、この調整ねじ部材で圧電素子の基端を進退調節可能に支持する。
請求項(抜粋):
加振対象と、この加振対象を被支持部材に対し加振方向に相対変位可能に弾性支持する弾性支持部材と、上記加振対象と被支持部材との間に配設されて上記加振対象を加振するものであって電圧の印加、遮断により上記加振方向に伸縮する圧電素子を有するアクチュエータとを備えた加振式アクチュエータの取付部構造において、上記圧電素子は、加振方向一側である基端が上記被支持部材に当接されて当て止めされ、かつ、加振方向他側である先端が上記弾性支持部材からの弾性復元力を常時受けるよう上記弾性支持部材を弾性変形させた状態の加振対象に当接されて、加振方向に予圧縮された状態で配設されていることを特徴とする加振式アクチュエータの取付部構造。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 流体封入式マウント装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-356936   出願人:東海ゴム工業株式会社
  • 特開平2-042228
  • 特開平2-042228

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