特許
J-GLOBAL ID:200903089265849586

交流無停電電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-368882
公開番号(公開出願番号):特開2001-186690
出願日: 1999年12月27日
公開日(公表日): 2001年07月06日
要約:
【要約】【課題】マイクロコンピュータを用いて位相同期制御部を構成することができる交流無停電電源装置を提供する。【解決手段】交流主電源1の出力電圧を基準信号Vo とし、インバータ3の出力電圧を同期信号Vs として位相同期制御を行なう位相同期制御部Bを設ける。基準信号Vo の立上りが検出されてから同期信号Vs の立上りが検出されるまでの時間及び同期信号の立上りが検出されてから基準信号の立上りが検出されるまでの時間をそれぞれ第1及び第2の位相差T1 及びT2 として検出し、これらの位相差のうちの小さい方をゼロにするように、同期信号の基本正弦波形を与えるデジタル信号を構成するパルスの周波数を増減させる。
請求項(抜粋):
蓄電池が出力する直流電圧を交流電圧に変換するインバータと、前記インバータの出力電圧と交流主電源の出力電圧とを切り換えて負荷に供給する電源切換スイッチとからなる主回路部と、前記交流主電源が出力する交流電圧を検出して検出した交流電圧を該交流電圧と同位相の矩形波パルス状の基準信号に変換する第1のパルス化回路と、前記インバータが出力する交流電圧を検出して検出した交流電圧を該交流電圧と同位相の矩形波パルス状の同期信号に変換する第2のパルス化回路と、前記基準信号及び同期信号のそれぞれの立上りまたは立ち下がりを基準点として、基準信号の基準点が検出されてから同期信号の基準点が検出されるまでの時間及び同期信号の基準点が検出されてから基準信号の基準点が検出されるまでの時間をそれぞれ第1及び第2の位相差T1 及びT2 として検出する位相差検出手段と、前記位相差検出手段により検出された位相差を記憶する位相差記憶手段と、前記インバータが出力すべき交流電圧の基本正弦波形を多数に分割してデジタル信号で表す場合の各分割点を規定する各パルス信号と各分割点における基本正弦波形の数値情報との関係を与えるテーブルを基本正弦波形演算用テーブルとして記憶した基本正弦波形データ演算用テーブル記憶手段と、前記第1及び第2の位相差T1 及びT2 のうちの小さい方を基準位相差として、該基準位相差を零にするために必要な前記パルス信号の周期または周波数の変化量を位相同期操作量として該位相同期操作量と前記基準位相差との関係を与える数値データのテーブルを位相同期操作量演算用テーブルとして記憶した位相同期操作量演算用デーブル記憶手段と、前記位相同期操作量演算用テーブルを用いて前記基準位相差に対する位相同期操作量を演算する位相同期操作量演算手段と、演算された位相同期操作量だけ前記パルス信号の周期または周波数を変化させるとともに、各パルス信号に対する基本正弦波形の瞬時値を前記基本正弦波形データ演算用テーブルを用いて演算して前記インバータから出力させる交流電圧の正弦波形を表す正弦波形デジタル信号を出力する正弦波デジタル信号出力手段とを備えた位相同期制御部と、前記正弦波形デジタル信号により表される正弦波形の交流電圧を前記インバータから出力させるように該インバータに駆動信号を与えるインバータ駆動回路とを具備し、前記同期信号の位相を基準信号の位相に一致させるように制御することを特徴とする交流無停電電源装置。
IPC (2件):
H02J 9/06 504 ,  H02M 7/48
FI (3件):
H02J 9/06 504 B ,  H02M 7/48 R ,  H02M 7/48 J
Fターム (18件):
5G015FA13 ,  5G015GA06 ,  5G015GA17 ,  5G015HA15 ,  5G015JA10 ,  5G015JA24 ,  5G015JA32 ,  5G015JA52 ,  5H007AA12 ,  5H007BB05 ,  5H007CC01 ,  5H007CC03 ,  5H007DA03 ,  5H007DB02 ,  5H007DB12 ,  5H007DC04 ,  5H007DC05 ,  5H007EA05
引用特許:
出願人引用 (8件)
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