特許
J-GLOBAL ID:200903089280046244

無段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-066234
公開番号(公開出願番号):特開平8-261303
出願日: 1995年03月24日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【目的】 発進装置及び正逆転切換え装置を備えなくとも、前進、後進に切換え得ると共に、出力軸の出力を零とする非駆動状態に自動的に安定保持する。【構成】 CVT11とプラネタリギヤを組合せて、出力軸から、ニュートラル位置を挟んで正逆転方向に出力する。制御手段54により油圧サーボ32,33の油圧を制御して、プライマリプーリ及びセカンダリプーリ9の軸力差を生じると、CVT11は、トルク伝達方向及び正逆転方向に対応して変速する。両プーリ7,9の軸力が等しくなるように制御すると、CVT11は、出力軸が非駆動状態になるように自己収束され、かつニュートラル位置に安定保持される。
請求項(抜粋):
エンジン出力軸に連動する入力軸と、車輪に連動する出力軸と、前記入力軸に連動する第1のプーリ、第2のプーリ、これら両プーリに巻掛けられたベルト及び前記第1及び第2のプーリのプーリ比を変更すべく前記両プーリに軸力を作用する軸力作動手段を有するベルト式無段変速装置と、少なくとも第1、第2及び第3の回転要素を有し、前記ベルト式無段変速装置のプーリ比の変更に基づき、前記両プーリ間でトルク伝達方向が変更されると共に、前記出力軸の出力トルク方向が変更されるように、前記第1の回転要素を前記入力軸に、前記第2の回転要素を前記第2のプーリに、前記第3の回転要素を前記出力軸にそれぞれ連動してなるプラネタリギヤと、を備えてなる変速機において、車輌走行状態を検出する検出手段からの信号に基づき、前記出力軸の出力トルクが必要とされる状態か否かを判断する判断手段と、該判断手段に基づき、前記出力トルクを必要とする駆動状態の場合、前記軸力作動手段を、前記第1及び第2のプーリに作用する軸力が目標プーリ比を達成するための差を生じるように、また前記出力トルクを必要としない非駆動状態の場合、前記軸力作動手段を、前記第1及び第2のプーリに作用する軸力が等しくなるように切換える制御手段と、を備えてなることを特徴とする無段変速機。
IPC (6件):
F16H 9/00 ,  F16H 9/26 ,  F16H 37/02 ,  F16H 61/00 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:44
FI (4件):
F16H 9/00 ,  F16H 9/26 ,  F16H 37/02 C ,  F16H 61/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 車両用無段変速装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-140149   出願人:ジャトコ株式会社
  • 特開平3-209050

前のページに戻る