特許
J-GLOBAL ID:200903089329536811

有機性有害物質を含む廃液の処理方法及び処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-307162
公開番号(公開出願番号):特開2004-141720
出願日: 2002年10月22日
公開日(公表日): 2004年05月20日
要約:
【課題】農薬等の有機性有害物質を含む廃液を処理する際に、該有機性有害物質を効率よく、低コストで分解除去できる処理方法及び処理装置を提供する。【解決手段】陽極と陰極との間にイオン透過性の隔膜を有し、前記隔膜によって陽極室31と陰極室32に区画された電解槽30に、塩化物からなる電解質を1〜10g/Lとなるように添加した有機性有害物質を含む廃液を供給し、電圧5〜20V、電流20〜50Aの条件で電気分解を行なう。電気分解終了後、陽極室処理液及び陰極室処理液を混合、中和して排水する。前記陽極室処理液及び前記陰極室処理液は、一定時間放置した後、混合、中和して排水することが好ましい。また、前記所定の電気分解を行なって中和された廃水を、更に、陽極と陰極との間にイオン透過性の隔膜を有し、前記隔膜によって陽極室と陰極室に区画された電解槽を用いて電気分解することが好ましい。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
陽極と陰極との間にイオン透過性の隔膜を有し、前記隔膜によって陽極室と陰極室に区画された電解槽を用いて有機性有害物質を含む廃液を処理する方法であって、有機性有害物質を含む廃液に、塩化物からなる電解質を1〜10g/Lとなるように添加し、この廃液を、前記電解槽の陽極室に導入し、前記電解槽の陰極室には塩化物からなる電解質を1〜10g/L含む電解液を導入して、電圧5〜20V、電流20〜50Aの条件で電気分解を行なった後、前記陽極室の処理液と前記陰極室の処理液とを混合して中和し、排水することを特徴とする有機性有害物質を含む廃液の処理方法。
IPC (3件):
C02F1/461 ,  A62D3/00 ,  C02F1/46
FI (3件):
C02F1/46 101C ,  A62D3/00 ,  C02F1/46 Z
Fターム (21件):
2E191BA11 ,  2E191BD11 ,  4D061DA08 ,  4D061DB10 ,  4D061DB19 ,  4D061DC09 ,  4D061EA01 ,  4D061EA03 ,  4D061EA04 ,  4D061EB04 ,  4D061EB19 ,  4D061EB29 ,  4D061EB30 ,  4D061EB31 ,  4D061EB39 ,  4D061ED13 ,  4D061FA11 ,  4D061FA20 ,  4D061GC06 ,  4D061GC12 ,  4D061GC14
引用特許:
審査官引用 (6件)
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