特許
J-GLOBAL ID:200903089368245794

電子写真感光体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-234936
公開番号(公開出願番号):特開平8-095262
出願日: 1994年09月29日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 電子写真感光体の作製時に塗工液がゲル化したり、感光層内におけるバインンダー樹脂が結晶化したりすることがなく、感光層と下地との密着性が良好で、感光層が機械的強度に優れていて耐刷性が良好で、長期間にわたって優れた電子写真特性を維持し得る電子写真感光体を提供する。【構成】 導電性基板上に感光層を設けた電子写真感光体において、感光層を形成しているバインダー樹脂が特定の化学構造を有するポリカーボネートであり、インヘレント粘度(ηinh.:溶媒としてテトラクロロエタンを用い、バインダー樹脂濃度を1.0g/dlとし、25°Cで測定)が0.2〜1.0である電子写真感光体。
請求項(抜粋):
導電性基板上に感光層を有する電子写真感光体において、感光層を形成しているバインダー樹脂が式(1)及び式(2)で示される構造単位を有するポリカーボネートであって、これら式(1)及び式(2)で示される構造単位のモル分率が0.2≦〔(1)/{(1)+(2)}〕≦1.0であり、かつ、インヘレント粘度(ηinh.:溶媒としてテトラクロロエタンを用い、バインダー樹脂濃度を1.0g/dlとし、25°Cで測定)が0.2〜1.0であることを特徴とする電子写真感光体。【化1】〔式(1)中、R1 及びR2 は各々独立に水素原子、ハロゲン原子及び炭素数1〜4のアルキル基から選ばれ、R3 〜R12は各々独立に水素原子及び炭素数1〜4のアルキル基から選ばれ、Xは酸素原子、硫黄原子、炭素数1〜12のアルキレン基、炭素数1〜12のアルキリデン基及びフェニルアルキリデン基からなる群から選ばれる。〕【化2】〔式(2)中、R13及びR14は各々独立に水素原子、ハロゲン原子及び炭素数1〜4のアルキル基から選ばれ、Yは単結合、酸素原子、硫黄原子、炭素数1〜12のアルキレン基、炭素数1〜12のアルキリデン基及びフェニルアルキリデン基からなる群から選ばれる。〕
IPC (3件):
G03G 5/05 101 ,  C08G 64/04 NPT ,  C08L 69/00 LPU
引用特許:
審査官引用 (6件)
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