特許
J-GLOBAL ID:200903089391515120

色彩測定装置の調整方法及び色彩測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-139433
公開番号(公開出願番号):特開平10-311757
出願日: 1997年05月13日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【目的】 光検出器上での焦点調整を容易に行なう。【構成】 一次元領域内で高反射率領域と低反射率領域とを組み合わせた基準試料を分光測定し、光検出器に分光画像を得る(S2)。位置方向に配列された、二つの領域に対する画像部分の境界線の前後の受光素子の受光信号を読み出し(S3)、高反射率領域に対応した最大受光強度と低反射率領域に対応した最小受光強度とを抽出し(S4)、これによりコントラストの指標値を計算する(S5)。この値は焦点状態により変動するので、表示された該数値を見ながらレンズと光検出器との間の距離を変えて、最適な焦点調整を行なうことができる。
請求項(抜粋):
複数の微小受光素子が二次元的に配置された光検出器の一方の次元方向に試料の一次元領域像を投影させると共に他の次元方向に光を波長分散させることにより分光画像を結像させ、該分光画像より求めた分光強度分布を基に色彩を表現する指標値を算出する色彩測定装置において、分光測定のための光学系を調整する方法であって、a)高反射率の第一領域と低反射率の第二領域とを組み合わせた特定のパターンを有する基準試料を分光測定して光検出器上に分光画像を投影し、b)該光検出器の位置方向に沿って、前記第一領域に対する画像部分とそれに隣接する第二領域に対する画像部分の境界線近傍に並ぶ受光素子の受光強度信号を読み出し、c)前記第一領域に対する画像部分の受光強度と第二領域に対する画像部分の受光強度とに基づきコントラストを示す指標値を計算し、d)該指標値を利用して、光検出器上での結像の焦点が最適な状態となるように光学系を調整する、ことを特徴とする色彩測定装置の調整方法。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 分光測定装置のデータ処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-168213   出願人:株式会社島津製作所
  • 特開昭58-070540
  • 特開昭61-236272
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