特許
J-GLOBAL ID:200903089406613867

低温靱性と耐海水腐食性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼溶接用ワイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 内藤 俊太 ,  田中 久喬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-294584
公開番号(公開出願番号):特開2006-315079
出願日: 2005年10月07日
公開日(公表日): 2006年11月24日
要約:
【課題】 本発明は、低温靱性の改善と海水環境下での孔食を回避した高品質の溶接部を高能率に得ることを可能とするオーステナイト系ステンレス鋼溶接用ワイヤを提供する。【解決手段】 質量%で、C:0.005〜0.05%、Si:0.1〜1.0%、Mn:0.1〜2.5%、Cr:25.0〜28.0%、Ni:16.0〜23.9%、Mo:1.6〜3.0%、Cu:0.1〜0.5%、Al:0.001〜0.02%、N:0.03〜0.30%を含有し、さらに、O:0.03%以下、P:0.03%以下、S:0.005%以下に制限し、かつ、Cr当量とNi当量の比(Cr当量/Ni当量)が1.0〜1.2の範囲にあり、PI値が35以上であり、残部が鉄および不可避的不純物からなる低温靱性と耐海水腐食性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼溶接用溶接ワイヤ。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.005〜0.05%、Si:0.1〜1.0%、Mn:0.1〜2.5%、Cr:25.0〜28.0%、Ni:16.0〜23.9%、Mo:1.6〜3.0%、Cu:0.1〜0.5%、Al:0.001〜0.02%、N:0.03〜0.30%を含有し、 さらに、O:0.03%以下、P:0.03%以下、S:0.005%以下に制限し、 かつ、下記(1)および(2)式で定義されるCr当量とNi当量の比(Cr当量/Ni当量)が1.0〜1.2の範囲にあり、下記(3)式で定義されるPI値が35以上であり、残部が鉄および不可避的不純物からなることを特徴とする低温靱性と耐海水腐食性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼溶接用ソリッドワイヤ。 Cr当量=[Cr]+[Mo]+1.5×[Si] ・・(1) Ni当量=[Ni]+0.5×[Mn]+30×[C]+30×[N]・・(2) PI値=[Cr]+3.3×[Mo]+16×[N] ・・(3) 但し、上記[Cr]、[Mo]、[Si]、[Ni]、[Mn]、[C]、[N]は溶接ワイヤ中の各成分含有量(質量%)を示す。
IPC (1件):
B23K 35/30
FI (2件):
B23K35/30 320B ,  B23K35/30 A
引用特許:
出願人引用 (8件)
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