特許
J-GLOBAL ID:200903089477651280

ブレーキシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-136796
公開番号(公開出願番号):特開平9-315280
出願日: 1996年05月30日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】ブレーキ力が不足すると判断されるときはブレーキ力を補助して確実にブレーキをかけることができるようにしながら、しかもシステムの簡素化を図る。【解決手段】ブレーキ力不足傾向時は、第1開閉弁25が遮断位置IIに設定されかつポンプ10が駆動されて、補助力調整弁13が作動状態となる。すなわち制御室22は密閉状態にされる。またポンプ10の吐出圧により、MCY接続口15からのMCY圧Pmが上昇する。これにより、補助圧ピストン20を下動して弁部20aが弁座18に着座する。これ以後は、マスタシリンダ側の弁部20aと弁座18による有効受圧面がブレーキシリンダ側の弁部20aと弁座18による有効受圧面より大きいので、マスタシリンダ液圧は増圧されてブレーキシリンダ7に供給される。したがって、ブレーキ力補助制御が行われ、ブレーキ力不足傾向時にも確実にブレーキがかけられる。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作部材と、前記ブレーキ操作部材の操作で作動してブレーキ液によりマスタシリンダ液圧を発生するマスタシリンダと、このマスタシリンダ液圧がブレーキ液通路を介して供給されることによりブレーキ力を発生するブレーキシリンダと、前記ブレーキ液を前記ブレーキ液通路に供給するブレーキ液供給用ポンプを有し、ブレーキ液圧を制御する液圧制御手段と、前記液圧制御手段を制御する制御装置とを備え、前記制御装置が前記液圧制御手段を制御することにより、ブレーキ液圧制御を行うブレーキシステムにおいて、前記マスタシリンダと前記ブレーキ液供給用ポンプが前記ブレーキ液を供給する前記ブレーキ液通路の供給箇所との間の前記ブレーキ液通路に設けられ、非作動時前記マスタシリンダ液圧をそのまま前記ブレーキシリンダに供給し、作動時前記マスタシリンダ液圧を増圧して前記ブレーキシリンダに供給する増圧ピストン、および開放状態では前記マスタシリンダ液圧が自由に供給されてこのマスタシリンダ液圧により前記増圧ピストンが非作動状態に保持されるとともに密閉状態では前記増圧ピストンが作動可能状態にされる制御室を備えている補助圧調整手段と、前記制御装置により作動制御され、非作動時前記制御室を開放状態にするとともに作動時前記制御室を密閉状態にする第1開閉弁とを備え、前記制御装置がブレーキ力不足傾向時に前記第1開閉弁を作動するとともに前記ブレーキ液供給用ポンプを駆動することにより、前記補助圧調整手段の前記増圧ピストンが作動されることを特徴とするブレーキシステム。
IPC (2件):
B60T 8/40 ,  B60T 13/66
FI (2件):
B60T 8/40 Z ,  B60T 13/66
引用特許:
審査官引用 (1件)

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