特許
J-GLOBAL ID:200903089511734610

1ビットデジタル信号を介した信号伝送方法、デルタシグマ変調回路、および、復調回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-130149
公開番号(公開出願番号):特開平10-322215
出願日: 1997年05月20日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 簡単な回路で、主信号に副信号を重畳し、1ビットデジタル信号を介して伝送可能な信号伝送方法、デルタシグマ変調回路および復調回路を提供する。【解決手段】 デルタシグマ変調回路31において、入力信号は、積分器m1〜m7にて高次積分される。各位の積分器出力全ては、加算器13にて加算された後、量子化器14にて量子化され、1ビットデジタル信号として出力される。また、帰還回路m11〜m13からなる部分負帰還ループによって、1ビットデジタル信号の量子化ノイズの周波数特性には、所定の零点周波数にディップが形成される。さらに、付加情報信号発生回路21は、チャネル情報として、搬送周波数が当該零点周波数の信号を生成し、加算器13に入力する。これにより、1ビットデジタル信号の主信号に対して、当該チャネル情報が零点周波数での周波数分割多重で重畳される。
請求項(抜粋):
所定の有効周波数を有する主信号を、零点制御を用い、上記有効周波数帯域内の予め定める特定周波数での量子化雑音が低下するようにデルタシグマ変調して1ビットデジタル信号に変調する工程と、伝送路または記録媒体を介して1ビットデジタル信号を伝送する伝送工程と、伝えられた上記1ビットデジタル信号を復調する工程とを有する1ビットデジタル信号を介した信号伝送方法において、さらに、上記伝送工程の前に、上記特定周波数にて、上記1ビットデジタル信号の主信号に副信号を周波数分割多重で重畳する工程と、上記伝送工程の後で、上記1ビットデジタル信号の上記特定周波数を弁別して、上記副信号を抽出する工程とを備えていることを特徴とする1ビットデジタル信号を介した信号伝送方法。
IPC (2件):
H03M 3/02 ,  H03M 7/32
FI (2件):
H03M 3/02 ,  H03M 7/32
引用特許:
出願人引用 (3件)

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