特許
J-GLOBAL ID:200903089520566070

商品の流行予測を加味した売上予測装置及びその予測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-116794
公開番号(公開出願番号):特開平10-307808
出願日: 1997年05月07日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 商品の販売の初期段階でその商品を購買した者の類型、構成、売上推移の動向から商品の流行予測を加味した売上予測装置及びその予測方法を提供する。【解決手段】 販売実績データ記憶手段2と、流行度指標及び購買タイミング区分設定手段3と、顧客別購買履歴作成手段4と、顧客別流行感度及び購買タイミングスコア算出手段5と、一貫性欠如サンプル除外手段6と、顧客類型化手段7と、顧客の類型から商品の売上予測モデルを算出する売上予測モデル算出手段8と、販売データ入力手段9と、売上推移段階推定手段10と、顧客類型特定手段11と、売上推移段階推定手段10が推定した売上推移段階と、顧客類型特定手段11が特定した顧客類型と、売上予測モデル算出手段8が算出した売上予測モデルとから商品の売上予測を出力する売上予測手段12と、を備えた。
請求項(抜粋):
商品の品目、商品を購買した顧客、商品が販売された日時を含む商品の販売実績データを格納する販売実績データ記憶手段と、前記販売実績データ記憶手段から商品の販売実績データを検索して入力し、商品ごとに流行度指標と購買タイミング区分とを設定し、商品情報データベースに出力する流行度指標及び購買タイミング区分設定手段と、前記販売実績データ記憶手段から顧客の購買実績データを検索して入力し、顧客別に購買した商品の品目、購買時点を整理し、顧客別購買履歴データベースに出力する顧客別購買履歴作成手段と、前記顧客別購買履歴データベースから顧客別の購買履歴データを入力し、各顧客が購買した商品の全品目について前記商品情報データベースを参照し、各購買商品の流行度指標と購買時点が属する購買タイミング区分に応じてそれぞれ流行感度スコアと購買タイミングスコアを付与し、前記流行感度スコアと購買タイミングスコアの平均値またはモード値、標準偏差値または分散値を算出し、顧客別流行感度及び購買タイミングデータベースに出力する顧客別流行感度及び購買タイミングスコア算出手段と、前記顧客別流行感度及び購買タイミングデータベースから各顧客の流行感度スコアと購買タイミングスコアの標準偏差値または分散値を入力し、前記標準偏差値または分散値により、流行感度及び購買タイミングに一貫性を欠く顧客のデータを前記顧客別流行感度及び購買タイミングデータベースから除外する一貫性欠如サンプル除外手段と、前記顧客別流行感度及び購買タイミングデータベースから各顧客の流行感度スコアと購買タイミングスコアの平均値またはモード値を入力し、流行感度スコアの平均値またはモード値、購買タイミングスコアの平均値またはモード値の組合せにより、流行に対する感度と商品の購買タイミングを因子とする複数の顧客類型に顧客を分類し、顧客類型データベースに出力する顧客類型化手段と、過去の商品の販売実績データを入力し、商品の売上推移の段階と、商品の各売上推移段階中に商品を購買した顧客の類型の構成比とを説明変数とし、その商品の売上げまたは流行の度合いを被説明変数として、商品の売上予測モデルを算出する売上予測モデル算出手段と、予測対象商品について、その商品を購買をした顧客と、商品が販売された日時のデータを入力する販売データ入力手段と、前記販売データ入力手段が入力した商品の販売データを入力し、売上推移の傾斜から商品の売上推移段階を推定する売上推移段階推定手段と、前記販売データ入力手段が入力した顧客データを入力し、これらの顧客データの各顧客について前記顧客類型データベースを参照することにより、各顧客の顧客類型を特定する顧客類型特定手段と、前記売上推移段階推定手段が推定した売上推移段階と、前記顧客類型特定手段が特定した顧客類型と、前記売上予測モデル算出手段が算出した売上予測モデルとを入力し、前記予測対象商品の売上げまたは流行の度合いを予測して出力する売上予測手段と、を備えたことを特徴とする商品の流行予測を加味した売上予測装置。
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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