特許
J-GLOBAL ID:200903089522747641

像安定化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川野 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-275610
公開番号(公開出願番号):特開2001-100107
出願日: 1999年09月29日
公開日(公表日): 2001年04月13日
要約:
【要約】【目的】 像安定化装置において、ジンバル懸架手段の回動制御が開始されてから所定時間経過するまで、角度位置に基づくフィードバックループの利得を増大させることにより、検出可能な振動を低周波領域まで広げるようにした上で回動制御開始時におけるジンバル懸架手段の挙動安定化を図る。【構成】 ジンバル懸架装置の回動制御が開始されてから時間Δt経過するまでポジションセンサの検出値に対する増幅率を増大させることによりフィードバックループの利得を増大させる。これにより角速度センサの出力側に設けられるCR回路の時定数を、手ブレ等のような低周波領域の振動を検出することができる程度の大きい値に設定した場合においても、回動制御開始時におけるジンバル懸架装置の挙動安定化を図る。そしてこれにより観察物体を見失うことなくスムーズに像安定化制御に移行可能とする。
請求項(抜粋):
正立プリズムを対物レンズと接眼レンズの間に配置した単眼鏡光学系もしくは双眼鏡光学系を有し、これら光学系の対物レンズおよび接眼レンズをケース内に固設してなる光学装置に搭載される像安定化装置であって、前記光学装置の左右方向および上下方向に延びる2本の回動軸を有し、前記正立プリズムを前記ケースに回動自在に装着するジンバル懸架手段と、該ジンバル懸架手段を該2本の回動軸の周りに回動せしめるアクチュエータと、前記2本の回動軸周りの該ジンバル懸架手段の角度位置を各々検出する2つの角度位置検出手段と、前記ジンバル懸架手段に固設された、前記2本の回動軸周りの該ジンバル懸架手段の角速度を検出する2つの角速度検出手段と、前記角度位置検出手段および前記角速度検出手段により検出された角度位置および角速度に基づき、前記正立プリズムを慣性系に対して固定するよう前記アクチュエータを駆動し、前記ジンバル懸架手段の回動を制御するフィードバック制御手段と、前記ジンバル懸架手段の回動制御が開始されてから所定時間経過するまで、前記角度位置に基づくフィードバックループの利得を増大させる利得増大手段とを備えてなることを特徴とする像安定化装置。
IPC (3件):
G02B 23/02 ,  G03B 5/00 ,  H04N 5/232
FI (3件):
G02B 23/02 ,  G03B 5/00 J ,  H04N 5/232 Z
Fターム (8件):
2H039AA05 ,  2H039AB23 ,  2H039AB32 ,  5C022AA04 ,  5C022AB55 ,  5C022AC54 ,  5C022AC74 ,  5C022AC77
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 像安定化装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-278790   出願人:富士写真光機株式会社
  • 画像振れの抑制された装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-137614   出願人:キヤノン株式会社
審査官引用 (2件)
  • 像安定化装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-278790   出願人:富士写真光機株式会社
  • 画像振れの抑制された装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-137614   出願人:キヤノン株式会社

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