特許
J-GLOBAL ID:200903089564921617

内燃エンジンの蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-131410
公開番号(公開出願番号):特開平9-291857
出願日: 1996年04月26日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 燃料タンク内の蒸発燃料量過大の誤検知の危険性が低い状態では蒸発燃料排出系のリークチェックの検知実行条件の範囲を広くして、リークチェックの検知頻度を上昇させ、かつ誤検知をなくし運転性の確保を両立させ得る内燃エンジンの蒸発燃料処理装置を提供する。【解決手段】 燃料補正項としての空燃比補正係数(KO2)×エバポ補正係数(KEVAP)を算出し、算定結果が所定値KEVPELKを越える場合は、モニタ実施条件成立を「1」で示すフラグFCANIMを「1」に、又所定値以下の場合は、フラグを「0」に設定する。所定値は、リークチェック中止しきい値として機能する。タイマTMATMPASの値が0である場合は(ステップS100)、エンジン始動後所定時間経過したと判断して、所定値をKEVPELK0(=0.813)に設定し(ステップS101)、タイマの値が0でない場合(ステップS100)は、エンジン始動直後であると判断して、所定値をKEVPELK1(=0.5)に設定する(ステップS102)。
請求項(抜粋):
燃料タンクと、大気に連通する吸気口が設けられ、前記燃料タンク内に発生する蒸発燃料を吸着する吸着剤を有するキャニスタと、該キャニスタと前記燃料タンクとを接続するチャージ通路と、前記キャニスタと内燃エンジンの吸気系とを接続するパージ通路と、該パージ通路に設けられたパージ制御弁と、前記キャニスタの吸気口を開閉するベントシャット弁とからなる蒸発燃料排出抑止系と、該蒸発燃料排出抑止系内の圧力を検出する圧力検出手段と、前記パージ制御弁を開弁するとともに前記ベントシャット弁を閉弁することにより前記蒸発燃料排出抑止系を所定の負圧状態にする減圧手段と、前記パージ制御弁を閉弁して所定時間内における負圧の減少割合に基づいて前記蒸発燃料排出抑止系のもれの有無を判定するリークチェック手段と、前記キャニスタから内燃エンジンに供給される蒸発燃料量を検出する蒸発燃料量検出手段と、前記蒸発燃料量検出手段により検出された前記蒸発燃料量が所定量を越える場合は、前記リークチェック手段の作動を停止させる停止手段とを備えた内燃エンジンの蒸発燃料処理装置において、前記内燃エンジンの冷間始動から所定時間は前記停止手段の作動を緩和する方向に前記所定量を変更させることを特徴とする内燃エンジンの蒸発燃料処理装置。
IPC (2件):
F02M 25/08 301 ,  F02M 25/08
FI (2件):
F02M 25/08 301 H ,  F02M 25/08 Z
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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