特許
J-GLOBAL ID:200903089574226879

動きベクトル推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-353860
公開番号(公開出願番号):特開平8-242453
出願日: 1995年12月29日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】【課題】 適応的に規定される特徴点サーチ領域を用いて、動きベクトルをより正確に推定できる特徴点単位の動きベクトル推定装置を提供する。【解決手段】 本発明の動きベクトル推定装置は、移動物体の、前フレーム内の前輪郭線と現フレーム内の現輪郭線との間の輪郭線変位範囲を検出する輪郭線変位範囲検出回路と、前フレームから、中心に特徴点の1つがある同じ大きさの特徴点サーチブロックの組を抽出する特徴点サーチブロック発生器と、各特徴点サーチブロックに対する特徴点サーチ領域を現フレームから決定して、特徴点サーチブロックと同じ大きさの複数の候補ブロックを発生する候補ブロック発生器と、特徴点サーチブロックの一つと対応する特徴点サーチ領域から抽出された候補ブロックとを比較し、最も類似な両ブロック間の空間的変位を特徴点の組に対する動きベクトルとして、その動きベクトルの組を発生する特徴点動きベクトル推定回路とを含む。
請求項(抜粋):
映像信号の前フレーム内に含まれる移動物体の輪郭線上の一つの特徴点の組に対する、前記特徴点のうちの一つと前記映像信号の前記現フレーム内の最も類似な画素との間の空間的変位を表す一つの動きベクトルの組を推定する動きベクトル推定装置であって、前記前フレーム内に含まれた前記移動物体の前輪郭線と前記現フレーム内に含まれた前記移動物体の現輪郭線との間の輪郭線変位範囲を検出して、前記輪郭線変位範囲を表す輪郭線変位信号を発生する輪郭線変位範囲検出手段と、前記前フレームから前記特徴点の一つをその中心に有する同一の大きさの特徴点サーチブロックの組を抽出し、前記特徴点サーチブロックの組を順次発生する特徴点サーチブロック発生手段と、前記輪郭線変位信号に応じて、前記特徴点サーチブロックより大きい、前記特徴点サーチブロックの各々に対する特徴点サーチ領域を、現フレームから決定して、前記特徴点サーチ領域から抽出された前記特徴点サーチブロックと同一の大きさの複数の候補ブロックを発生する候補ブロック発生手段と、前記特徴点サーチブロックの一つと、対応する前記特徴点サーチ領域から抽出された前記候補ブロックの各々とを比較し、前記特徴点サーチブロックの一つとそれに最も類似な候補ブロックとの間の空間的変位を、前記特徴点サーチブロックの一つに対応する特徴点に対する動きベクトルとして割り当てることによって、前記特徴点の組に対する前記動きベクトルの組を発生する特徴点動きベクトル推定手段とを含むことを特徴とする動きベクトル推定装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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