特許
J-GLOBAL ID:200903089651672445
オペレーティングシステム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平木 祐輔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-217012
公開番号(公開出願番号):特開2008-040964
出願日: 2006年08月09日
公開日(公表日): 2008年02月21日
要約:
【課題】小規模なマイクロコンピュータでは、メモリ管理ユニットと呼ばれるメモリ保護を実現するためのハードウェアを持たないものが多く、アプリケーションスレッドからメモリを保護する機能を実装することが困難である。【解決手段】マイクロコンピュータのデバッグ機能として搭載される特定エリアアクセスブレーク機能を用いて、オペレーティングシステムがアプリケーションスレッドに実行権を渡す際に、あらかじめアプリケーションスレッドから保護したいメモリエリアを設定した後にアプリケーションスレッドに実行権を渡すことによって実現する。これによって、アプリケーションスレッドによる保護エリアへのアクセスの際には、特定エリアアクセスブレーク機能によって発生する割り込みによってオペレーティングシステムに実行権を取り戻し、不正なメモリアクセスを行ったスレッドの処理を行う。【選択図】図4
請求項(抜粋):
メモリに予め指定した特定のアドレスエリアに、リード又はライトアクセスを行った際に割り込みを発生する特定エリアアクセスブレーク機能を備えたマイクロコンピュータ上で動作するオペレーティングシステムであって、
該マイクロコンピュータ上で動作するものであって該オペレーティングシステムが実行権を管理する複数のアプリケーションスレッドのうちのいずれか一つに該オペレーティングシステムが実行権を与える際に、該特定エリアにアクセスしたときに該特定エリアアクセスブレーク機能の割り込みを発生するように設定し、
該アプリケーションスレッドが該特定エリアにアクセスした際には、このアクセスをアクセス違反とみなし、該特定エリアアクセスブレーク機能の割り込みにより、該オペレーティングシステムに実行権を取り戻し、アクセス違反を行ったアプリケーションスレッドに関して、所定のルールに基づいたスケジューリングを行うという不正アクセス検出機能を備えることを特徴とするオペレーティングシステム。
IPC (3件):
G06F 11/30
, G06F 12/14
, B60T 8/88
FI (4件):
G06F11/30 305H
, G06F11/30 320C
, G06F12/14 510D
, B60T8/88
Fターム (13件):
3D046BB01
, 3D046CC06
, 3D046EE01
, 3D046KK12
, 3D046MM04
, 3D046MM09
, 5B017AA01
, 5B017BA01
, 5B017CA01
, 5B042GA33
, 5B042JJ46
, 5B042JJ47
, 5B042KK01
引用特許:
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