特許
J-GLOBAL ID:200903089681829136

3次元立体計測による事故車修理費用見積システム、見積書設定手段および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-330670
公開番号(公開出願番号):特開平11-161711
出願日: 1997年12月01日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】 3次元立体計測方法を用いて事故車の形状等の定量的計測を行い、事故車の修理費用の見積りを簡易化し、かつ、正確化を図ることができる3次元立体計測による事故車修理費用見積システムおよび方法を提供する。【解決手段】 3次元位置決め可能なポインティング・デバイス(PD)、レーザ光、超音波、または等高線パターンの照射を用いて事故車の形状データを得る。得られた事故車の形状データと未事故車の形状データとを比較、合成して事故車の形状の3次元形状を復元する。復元した事故車の3次元形状から、事故車の損傷部位を定量的に把握し特定することにより、車体歪み等を見積段階で定量的に把握することが可能となり、後の見積書の作成が迅速、正確となる。
請求項(抜粋):
事故車の形状測定データを入力する形状測定データ入力装置と、前記形状測定データ入力装置が存在する3次元上の座標位置データを光を照射することにより測定する座標測定装置と、車両の形状に関する情報を保持する車両形状記憶手段と、前記形状測定データ入力装置から転送された形状測定データと、前記座標測定装置から転送された座標位置データと、前記車両形状記憶手段から転送された車両の形状の情報とに基づいて事故車の修理費用の見積を設定する見積書設定手段と、前記見積書設定手段から転送された見積データに基づいて見積書を作成する見積書作成手段とを有する3次元立体計測による事故車修理費用見積システムにおいて、前記形状測定データ入力装置は、前記事故車との接触状態を検知する検知部と、前記事故車の形状測定の起点を指定する起点指定手段と、前記事故車の形状測定の終点を指定する終点指定手段と、前記座標測定装置から照射された光を受ける受光部と、前記形状測定データ入力装置から前記見積書設定手段へ、前記検知部または前記起点指定手段または前記終点指定手段または前記受光部により得た形状測定データを転送する手段とを備え、前記座標測定装置は、前記形状測定データ入力装置に対して3方向から光を照射する照射手段と、前記見積書設定手段へ前記形状測定データ入力装置の座標位置データを転送する手段とを備え、前記車両形状記憶手段は、未事故車の形状に関するデータを備え、前記見積書設定手段は、前記形状測定データ入力装置から転送された前記形状測定データと、前記座標測定装置から転送された前記座標位置データとに基づいて、前記受光部の座標位置を求める計算手段と、前記計算手段により求めた前記受光部の座標位置から前記検知部の座標位置を求める補正手段と、前記補正手段により得た前記検知部の座標位置と、前記車両形状記憶手段から転送された前記未事故車の形状に関するデータとを合成して、前記事故車の3次元形状を復元する復元手段と、前記復元手段により復元された前記事故車の3次元形状から、板金修正限界を超える損傷部位があるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段が、板金修正限界を超える損傷部位がないと判断した場合、損傷部位に応じた板金修正の見積りを選択する選択手段と、前記選択手段が選択した見積りを見積書作成手段に転送する手段とを備えたことを特徴とする3次元立体計測による事故車修理費用見積システム。
IPC (2件):
G06F 17/60 ,  G06F 17/50
FI (2件):
G06F 15/21 T ,  G06F 15/60 608 G
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-085045
  • 形状測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-225705   出願人:松下電器産業株式会社, 荒木和男
  • 特開平1-228073
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