特許
J-GLOBAL ID:200903089685810960

通信線路における平衡化回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 三反崎 泰司 ,  藤島 洋一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-209461
公開番号(公開出願番号):特開2006-033421
出願日: 2004年07月16日
公開日(公表日): 2006年02月02日
要約:
【課題】 通信帯域におけるノーマルモード信号の減衰をできるだけ防ぎつつ、通信線路の平衡度を改善して、通信線路から発生される放射ノイズを通信帯域全般に亘って抑制することができるようにする。【解決手段】 コモンモードノイズ抑制回路に平衡度改善用トランスT3が一体化されていることで、コモンモードノイズ抑制回路と平衡度改善回路との長所を組み合わせた形となり、従来に比べて、通信帯域におけるノーマルモード信号をほとんど減衰させずに、通信線路の平衡度が大きく改善されると共に、放射ノイズについても通信帯域全般において抑制される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第1および第2の導電線を含む通信線路を平衡化する回路であって、 前記第1および第2の導電線を同じ位相で伝搬するコモンモードノイズを抑制するコモンモードノイズ抑制回路と、 前記第1および第2の導電線の平衡度を改善する平衡度改善用トランスと を備え、 前記コモンモードノイズ抑制回路は、 所定の第1の位置において前記第1の導電線に挿入された第1の巻線と、 前記第1の位置に対応する位置において前記第2の導電線に挿入されると共に、前記第1の巻線と協働してコモンモードノイズを抑制する第2の巻線と、 前記第1の巻線および第2の巻線に結合された第3の巻線と、 一端が前記第1の位置とは異なる第2の位置において前記第1の導電線に接続され、他端が前記平衡度改善用トランスを介して前記第3の巻線の一端に接続された第1のキャパシタと、 一端が前記第2の位置に対応する位置において前記第2の導電線に接続され、他端が前記平衡度改善用トランスを介して前記第3の巻線の一端に接続された第2のキャパシタと、 前記第1の位置と前記第2の位置との間の第3の位置において前記第1の導電線に挿入された第4の巻線と、 前記第3の位置に対応する位置において前記第2の導電線に挿入されると共に、前記第4の巻線に結合され、前記第4の巻線と協働して、前記第1の位置と前記第2の位置との間において前記コモンモードノイズを低減する第5の巻線とを有し、 前記平衡度改善用トランスは、 前記コモンモードノイズ抑制回路における前記第1のキャパシタと前記第2のキャパシタとの間に挿入され、互いに巻数が等しく、かつ互いに結合された第6および第7の巻線を有し、 前記第6の巻線の一端は前記第1のキャパシタを介して前記第1の導電線に接続され、前記第7の巻線の一端は前記第2のキャパシタを介して前記第2の導電線に接続され、前記第6の巻線の他端、および前記第7の巻線の他端は互いに前記第3の巻線の一端に接続されている ことを特徴とする通信線路における平衡化回路。
IPC (3件):
H03H 7/09 ,  H04B 3/30 ,  H04B 3/54
FI (3件):
H03H7/09 A ,  H04B3/30 ,  H04B3/54
Fターム (12件):
5J024AA01 ,  5J024BA19 ,  5J024CA02 ,  5J024CA06 ,  5J024DA01 ,  5J024DA26 ,  5J024EA09 ,  5J024FA04 ,  5J024KA02 ,  5K046AA03 ,  5K046PS30 ,  5K046PS51
引用特許:
出願人引用 (2件)

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