特許
J-GLOBAL ID:200903027207489264
コモンモード信号抑制回路
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
星宮 勝美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-238514
公開番号(公開出願番号):特開2004-080436
出願日: 2002年08月19日
公開日(公表日): 2004年03月11日
要約:
【課題】広い周波数範囲においてコモンモード信号を効果的に抑制でき、且つ小型化が可能なコモンモード信号抑制回路を実現する。【解決手段】コモンモード信号抑制回路は、導電線3に挿入された第1の巻線11と、導電線4に挿入されると共に磁芯10を介して第1の巻線11に結合され、第1の巻線11と協働してコモンモード信号を抑制する第2の巻線12と、磁芯10を介して第1および第2の巻線11,12に結合された第3の巻線13とを備えている。コモンモード信号抑制回路は、更に、第3の巻線13に接続されると共に、導電線3,4に接続された逆相信号伝送回路15を備えている。逆相信号伝送回路15は、導電線3,4上のコモンモード信号を検出し、コモンモード信号に対して逆相となる逆相信号を第3の巻線13に供給する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
2本の導電線を同じ位相で伝搬するコモンモード信号を抑制するコモンモード信号抑制回路であって、
所定の第1の位置において一方の導電線に挿入された第1の巻線と、
前記第1の位置に対応する第2の位置において他方の導電線に挿入されると共に前記第1の巻線に結合され、前記第1の巻線と協働して前記コモンモード信号を抑制する第2の巻線と、
前記第1の巻線および第2の巻線との間で相互インダクタンスが発生するように、前記第1の巻線および第2の巻線に結合された第3の巻線と、
前記第3の巻線に接続されると共に、前記第1の位置とは異なる第3の位置において前記一方の導電線に接続され、更に、前記第3の位置に対応し、前記第2の位置とは異なる第4の位置において前記他方の導電線に接続され、前記コモンモード信号を抑制するための逆相信号を伝送する逆相信号伝送手段とを備え、
前記コモンモード信号の発生源が、第1の位置と第3の位置の間の位置および第2の位置と第4の位置との間の位置を除いて、第1および第2の位置よりも第3および第4の位置に近い位置にある場合には、前記逆相信号伝送手段は、コモンモード信号を検出すると共に、検出したコモンモード信号に対して逆相となる前記逆相信号を前記第3の巻線に供給し、前記第3の巻線は、前記第1の巻線および第2の巻線を介して、前記逆相信号を前記2本の導電線に注入し、
前記コモンモード信号の発生源が、第1の位置と第3の位置の間の位置および第2の位置と第4の位置との間の位置を除いて、第3および第4の位置よりも第1および第2の位置に近い位置にある場合には、前記第3の巻線はコモンモード信号を検出し、前記逆相信号伝送手段は、前記第3の巻線によって検出されたコモンモード信号に対して逆相となる前記逆相信号を前記2本の導電線に注入することを特徴とするコモンモード信号抑制回路。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (7件):
5J024AA01
, 5J024BA19
, 5J024CA06
, 5J024DA01
, 5J024DA26
, 5J024EA02
, 5J024EA09
引用特許:
審査官引用 (5件)
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ノイズフィルタ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-046600
出願人:株式会社東芝
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コモンモ-ドノイズ抑制装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-001958
出願人:三菱電機株式会社
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電力線雑音フィルタ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-318163
出願人:ティーディーケイ株式会社
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