特許
J-GLOBAL ID:200903089698720723

構造物の破断強度評価試験装置及び試験方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-361256
公開番号(公開出願番号):特開平11-190682
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】 部分的な試験体レベルの荷重試験で、実際の構造物全体の荷重条件を再現し、構造物において評価すべき部位毎に破断強度を求めることができる破断強度評価試験装置を提供すること。【解決手段】 構造物において評価すべき部位と同一あるいは相似形の構造体を試験体13として用い、試験体に対し、構造物の評価すべき部位に実際に作用する方向から荷重を加えるための複数のアクチュエータ11と、荷重を加えた状態での試験体の変位を複数箇所において検出するための複数のセンサ12と、アクチュエータを制御するためのアクチュエータ制御部16-1を含む制御用コンピュータ16を備える。制御用コンピュータは、構造解析プログラムに基づいて試験体の各部に実際に荷重を加えて構造解析を行う構造解析試験と、構造物のモデルを設定してこのモデル上で評価すべき部位に作用する荷重を計算する実験解析試験とを行い、試験体に加える荷重を増やしながら試験体に破断が生ずるまで構造解析試験及び実験解析試験を繰り返す。
請求項(抜粋):
構造物において評価すべき部位と同一あるいは相似形の構造体を試験体として用い、該試験体に荷重を加えて破断強度を測定する破断強度評価試験装置において、前記試験体に対し、前記構造物の前記評価すべき部位に実際に作用する方向から荷重を加えるための複数のアクチュエータと、前記荷重を加えた状態における前記試験体の変位または前記試験体に作用している力を複数箇所において検出するための複数のセンサと、前記複数のアクチュエータのそれぞれを制御するためのアクチュエータ制御部を含む制御用コンピュータとを含み、前記制御用コンピュータは、構造解析プログラムに基づいて前記複数のアクチュエータにより前記試験体の各部に実際に荷重を加えて前記複数のセンサからの検出信号を取り込んで構造解析を行う構造解析試験と、前記取り込んだ検出信号の値に基づいて前記構造物のモデルの前記評価すべき部位の各部に新たな荷重を設定してその時の前記モデル上の評価すべき部位の各部に発生する荷重を計算する実験解析試験とを行い、次の前記構造解析試験では前記実験解析試験において計算された前記モデル上の評価すべき部位の各部に発生する荷重を前記試験体の各部に加えるようにし、前記試験体に破断が生ずるまで前記構造解析試験及び前記実験解析試験を繰り返すことを特徴とする構造物の破断強度評価試験装置。
IPC (4件):
G01M 19/00 ,  B66C 15/00 ,  G06F 17/13 ,  G06F 17/50
FI (4件):
G01M 19/00 Z ,  B66C 15/00 Z ,  G06F 15/328 ,  G06F 15/60 612 H

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