特許
J-GLOBAL ID:200903089742195887

光記録媒体用対物レンズおよびこれを用いた光ピックアップ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川野 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-091382
公開番号(公開出願番号):特開2004-301881
出願日: 2003年03月28日
公開日(公表日): 2004年10月28日
要約:
【目的】所定の非球面と所定の回折光学面を設けた光記録媒体用対物レンズにより、CDとDVDのように使用光波長、開口数等の規格が異なる光記録媒体のいずれにも良好な収束作用を有するようにし、かつ設計の自由度が高くコンパクトかつ低廉なものとする。【構成】対物レンズ8の光源側の面16は不連続な非球面とされ、かつ1つの所定位相差関数で表される回折光学面が、非球面の段差部分でその位相差が2πの整数倍となるように形成されている。対物レンズ8により波長650nm程度のレーザ光は良好に収差補正されてDVD9aの記録領域10a上に収束せしめられ(図1A)、波長780nm程度のレーザ光は良好に収差補正されてCD9bの記録領域10b上に収束せしめられる(図1B)。後者の光はCD用の必要開口数より外側の領域をも通過するが、この光は記録領域10b上に記録・再生可能なビームスポットとして収束されることはない。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
択一的な情報の記録または再生がなされる、第1開口数および第1波長に対応する第1光記録媒体、ならびに該第1開口数より小なる第2開口数および第2波長に対応する第2光記録媒体に対して、使用光を各々所望の位置に収束させる光記録媒体用対物レンズにおいて、 少なくとも一方の面に、前記第2開口数の境界領域において不連続となる非球面式で表される非球面が形成されるとともに、少なくとも一方の面に、1つの所定位相差関数で表される回折光学面が形成され、 前記対物レンズの屈折力と前記回折光学面の光回折作用とにより、前記第1波長の光に対して、前記第1開口数より内側の領域を通過する光束を前記第1光記録媒体の所定位置に収束させ、かつ、前記第2波長の光に対して、前記第2開口数より内側の領域を通過する光束を前記第2光記録媒体の所定位置に収束させ、前記第2開口数より外側の領域を通過する光束を前記第2光記録媒体の前記所定位置に非収束とさせるように構成されてなることを特徴とする光記録媒体用対物レンズ。
IPC (3件):
G02B13/00 ,  G02B13/18 ,  G11B7/135
FI (3件):
G02B13/00 ,  G02B13/18 ,  G11B7/135 A
Fターム (18件):
2H087KA13 ,  2H087LA01 ,  2H087NA03 ,  2H087PA01 ,  2H087PA17 ,  2H087PB01 ,  2H087QA02 ,  2H087QA07 ,  2H087QA14 ,  2H087QA34 ,  2H087RA01 ,  2H087RA42 ,  2H087RA46 ,  2H087UA01 ,  5D789AA41 ,  5D789JA44 ,  5D789JA46 ,  5D789JB02
引用特許:
審査官引用 (7件)
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