特許
J-GLOBAL ID:200903089782844152

クラッチのショックトルク防止用バルブ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-389982
公開番号(公開出願番号):特開2002-188659
出願日: 2000年12月22日
公開日(公表日): 2002年07月05日
要約:
【要約】【課題】 作動液の粘度の変化にかかわらずクラッチペダルの踏み込みの解除からエンジンとトランスミッションとの接続までの時間である接続時間を適正に制御できるショックトルク防止用バルブ装置を提供する。【解決手段】 作動液の実際の粘度が低いために可動弁体57の受ける作動液の差圧による押圧力が小さい場合には、移動弁体57と固定弁体55が当接し、作動液は、大径の絞り孔53aと小径の絞り孔53bとを介して(十分に絞られて)マスタシリンダ11へ還流される。作動液の実際の粘度が高いために可動弁体57の受ける作動液の差圧による押圧力が大きい場合には、移動弁体57と固定弁体55が当接せず、作動液は大径の絞り孔53aと段部62とを介してマスタシリンダ11へ還流される。
請求項(抜粋):
クラッチペダルによって操作されるマスタシリンダと作動液の液圧によってクラッチを動かすレリーズシリンダとの間の作動液の通路上に配設され、前記レリーズシリンダから前記マスタシリンダに還流する作動液の流量を制限することにより前記クラッチのショックトルクを防止するショックトルク防止用バルブ装置であって、内孔と作動液の流れを制限する大径の絞り孔と固定弁体とを有するバルブ本体と、作動液の流れを制限する小径の絞り孔を有し、前記バルブ本体の内孔に前記固定弁体に対して離接する方向に摺動可能に収納された可動弁体と、弾性力によって前記可動弁体を前記固定弁体に近づく向きに付勢し温度が低下すると前記弾性力が減少するバネとを備え、前記小径の絞り孔での作動液の圧力損失による差圧によって前記可動弁体を前記固定弁体から離れる向きに付勢する押圧力が働き、前記弾性力が前記押圧力より大きいときには、前記可動弁体が固定弁体に当接することにより前記作動液の通路が前記小径の絞り孔に限定され、前記弾性力が前記押圧力より小さいときには、前記可動弁体が固定弁体から離間してその隙間を通じて作動液が流れ前記大径の絞り孔によって作動液の流れが制限されるように構成されていることを特徴とするクラッチのショックトルク防止用バルブ装置。
IPC (3件):
F16D 48/02 ,  B60K 23/02 ,  F16D 25/08
FI (3件):
B60K 23/02 L ,  F16D 25/08 G ,  F16D 25/14 650
Fターム (12件):
3D036EA03 ,  3D036EB22 ,  3D036EB25 ,  3J057AA07 ,  3J057BB03 ,  3J057CB01 ,  3J057GA67 ,  3J057GC06 ,  3J057GD09 ,  3J057GD11 ,  3J057HH01 ,  3J057JJ01
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る