特許
J-GLOBAL ID:200903089789477139

使用料徴収機能を有する電子マネー処理方法および電子マネー格納装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹岡 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-067896
公開番号(公開出願番号):特開平11-250164
出願日: 1998年03月03日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】 ICカード等を用いた電子マネーにおいて、送金者と受信者間の匿名性および利便性を保ちながら使用料を徴収することを可能にすることにある。【解決手段】 電子マネーを送金する際に、送金側と受取側の双方の装置で送金金額pを求め(21012201)、送金側装置1100は送信側負担使用料xと使用料格納部1132に格納する金額yを求め(2102)、pとxの和を電子マネー格納領域1131から出金し(2103)、それを送金側格納分yと残りのp+x-yに分割し(2104)、yを使用料格納領域1132に格納する(2105)と共にp+x-yを受取側に送信し(2106)、受取側装置1200は受取側負担使用料zと使用料格納部1132に格納する金額uを求め(2202)、p+x-yを受信して(2203)、これをuとp-zに分割し(2204)、受取側格納分uを使用料格納領域1232に格納(2206)すると共に残りの電子マネーp-zを電子マネー格納領域1231に格納する(2205)。
請求項(抜粋):
通信手段と演算手段と電子マネーを記憶する記憶手段を備えた電子マネーを送信する者(以下、送金者と呼ぶ)の第一の電子マネー格納装置と、通信手段と演算手段と電子マネーを記憶する記憶手段を備えた電子マネーを受け取る者(以下受取者と呼ぶ)の第二の電子マネー格納装置とが、データ転送装置を介して接続されており、前記データ転送装置を介して電子マネーが移動するシステムにおいて、前記第一の電子マネー格納装置は、送金者使用料負担額xと該第一の電子マネー格納装置に格納される使用料yを計算し、前記第一の電子マネー格納装置の電子マネー記憶手段から送金されるべき金額pと前記xの和p+xを取り出し、該取り出された電子マネーを前記計算されたyとp+x-yに分割し、前記計算されたyを前記記憶手段に格納するとともに、前記p+x-yを前記データ転送装置を介して前記第二の電子マネー格納装置に送信し、前記第二の電子マネー格納装置は、該第二の電子マネー格納装置に格納される使用料uを計算し、前記第一の電子マネー格納装置から送信されてきた前記電子マネーp+x-yを受信し、該受信した電子マネーを前記計算したuとp+x-y-uに分割し、uを前記第二の電子マネー格納装置内の記憶手段に格納すると共に、p+x-y-uを該第二の電子マネー格納装置内の電子マネー記憶手段に格納することを特徴とする使用料徴収機能を有する電子マネー処理方法。
FI (3件):
G06F 15/30 360 ,  G06F 15/30 L ,  G06F 15/30 350 A
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る