特許
J-GLOBAL ID:200903089837681126

適応制御法を用いた能動的振動制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 功二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-000864
公開番号(公開出願番号):特開2003-202902
出願日: 2002年01月07日
公開日(公表日): 2003年07月18日
要約:
【要約】【課題】 制御対象における制御状態の違いによる誤差信号のレベルが低くなる場合に、固定小数点演算を用いても、出力信号の発散を起こさない適正な演算を安価に行うことができる適応制御法を用いた能動的振動制御方法を提供する。【解決手段】 制御部31は、演算を固定小数点演算によって行い、かつ制御対象の振動状態に応じて、増幅部32の切替スイッチ33dによって対応する増幅器33a〜33cに接続を切り替える。誤差信号を増幅器によって適宜増幅することにより、常に誤差信号を適正なレベルに維持することができる。そのため、安価な固定小数点演算を用いても、出力信号の発散を起こさない適正な演算を行うことが可能になる。
請求項(抜粋):
振動発生源からの周期性の入力パルス信号に基づいて信号生成部において該入力パルス信号の周波数と同一周波数である制御周波数の入力信号を形成し、該入力信号に対して適応フィルタの振幅係数及び位相係数の関数であるフィルタ係数により振幅及び位相補償を行い、振幅及び位相補償された出力信号が制御対象系の伝達経路を通過した後、該伝達経路通過後の出力と前記振動発生源からの外力を加算し、該加算の結果である誤差信号と前記制御対象系の予め規定された推定伝達関数により前記入力信号を振幅及び位相処理した処理信号とに基づいてデジタルフィルタにより前記振幅係数及び位相係数の逐次更新を行い、前記伝達経路通過後の出力によって前記外力を抑制するようにした適応制御法を用いた能動的振動制御方法において、前記適応制御法による演算が、固定小数点演算によって行われるものであり、かつ前記制御対象系における制御状態に応じて、前記誤差信号を増幅手段によって増幅するようにしたことを特徴とする適応制御法を用いた能動的振動制御方法。
IPC (4件):
G05B 13/02 ,  B60K 5/12 ,  G05B 17/00 ,  G05D 19/02
FI (4件):
G05B 13/02 B ,  B60K 5/12 H ,  G05B 17/00 ,  G05D 19/02 D
Fターム (14件):
3D035CA31 ,  3D035CA35 ,  5H004GA09 ,  5H004GA34 ,  5H004GA40 ,  5H004GB12 ,  5H004HA12 ,  5H004HB08 ,  5H004HB09 ,  5H004JB17 ,  5H004KC12 ,  5H004KC33 ,  5H004LB10 ,  5H004MA11
引用特許:
審査官引用 (3件)

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