特許

J-GLOBAL ID：200903089840804832

量子ビット素子および量子ビットのデコヒーレンス時間延長方法

発明者： 中ノ 勇人 ,  高柳 英明
出願人/特許権者： 日本電信電話株式会社
代理人 (1件)： 山川 政樹
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-338729
公開番号（公開出願番号）：特開2002-150778
出願日： 2000年11月07日
公開日（公表日）： 2002年05月24日
要約：

【要約】【課題】 量子計算機の記憶素子として用いられる量子ビットのデコヒーレンス時間を従来より長くする。【解決手段】 電極101a,102b,103cを、共通接続点104に集めて接続し、単一クーパー対箱101,102で形成される閉ループ回路と単一クーパー対箱102,103で形成される閉ループ回路とを貫く磁束f1,f2を備える。

請求項（抜粋）：

複数の量子2準位系と、この複数の量子2準位系の隣り合う2つの量子2準位系各々に第1の相互作用を与える第1の手段と、前記隣り合う2つの量子2準位系各々に第2の相互作用を与える第2の手段とを備え、前記第1の相互作用は、前記隣り合う2つの量子2準位系の一方のコヒーレンスが失われる過程で作用する第1の物理量と、前記隣り合う2つの量子2準位系の他方のコヒーレンスが失われる過程で作用する第2の物理量の符号を一致させるように働くものであり、前記第2の相互作用は、前記第1の物理量に直交する第3の物理量と前記第2の物理量に直交する第4の物理量の符号を異なるものにするように働くものであることを特徴とする量子ビット素子。

IPC (3件)：

G11C 11/44 ,  H01L 29/06 ,  H01L 39/22 ZAA

FI (3件)：

G11C 11/44 A ,  H01L 29/06 ,  H01L 39/22 ZAA K

Fターム (3件)：

4M113AC02 ,  4M113AC45 ,  4M113AD01

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 量子演算素子とその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-082019   出願人：日本電気株式会社