特許
J-GLOBAL ID:200903089887377711

カルボキシル化合物およびそれの誘導体の製造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-559072
公開番号(公開出願番号):特表2002-520302
出願日: 1999年05月05日
公開日(公表日): 2002年07月09日
要約:
【要約】芳香族ハライド(例えば2-ブロモ-6-メトキシナフタレン、m-ブロモベンゾフェノンまたは4-イソブチル-1-ブロモベンゼン)によるオレフィン(例えばエチレン)のアリール化を指定媒体中でパラジウム触媒を用いて実施する。特別な酸もしくは塩基を用いた相分離手順を行った後に、オレフィン置換芳香族中間体のパラジウム触媒使用カルボニル化を指定媒体中でCOおよび水またはアルコールを用いて実施することでアリールアルキルカルボン酸もしくはエステルまたは置換アリールアルキルカルボン酸もしくはエステル(例えばラセミ型2-(6-メトキシ-2-ナフチル)プロピオン酸、2-(3-ベンゾイルフェニル)プロピオン酸または2-(4-イソブチルフェニル)プロピオン酸)を生じさせる。この技術は経済的で産業規模で用いるに適切であり、それによって、過剰な資本投資も時間を消費する面倒な操作も行う必要なく反応混合物を所望の成分混合物に効率良く分離することができる。高純度生成物の高い収率を達成することができる。
請求項(抜粋):
A)(i)少なくとも1種の液状極性有機溶媒/希釈剤および(ii)水溶性ハロゲン化水素酸アミンを生じ得るハロゲン化水素受容体である少なくとも1種の第二級もしくは第三級アミンから生じさせた液状媒体中でオレフィンにアリールハライドおよび/または置換アリールハライドによるアリール化をパラジウム触媒を用いて受けさせることでオレフィン置換芳香族化合物とハロゲン化水素酸アミンと1種以上の極性有機溶媒を含んで成る反応混合物を生じさせ、B)(i)A)で生じさせた反応混合物の少なくとも一部を(ii)鉱酸水溶液に接触させることで(i)溶解しているハロゲン化水素酸アミンと場合により前記酸の別の水溶性アミン塩を含有する水相と(ii)オレフィン置換芳香族化合物と1種以上の極性有機溶媒を含んで成る液状有機相を生じさせ、C)前記相を互いから分離し、D)前記オレフィン置換芳香族化合物の少なくとも一部に一酸化炭素および水および/またはアルコールを用いたカルボニル化を1種以上の液状極性有機溶媒/希釈剤を含んで成る液状媒体中でパラジウム触媒を用いて受けさせる、ことを含んで成っていて、段階A)、B)、C)およびD)を同じ反応槽内でこの反応槽から全内容物を除去することなく実施する方法。
IPC (10件):
C07C 51/14 ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 57/30 ,  C07C 59/64 ,  C07C 59/68 ,  C07C 59/84 ,  C07C 67/38 ,  C07C 69/614 ,  C07C 69/734 ,  C07C 69/738
FI (11件):
C07C 51/14 ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 57/30 ,  C07C 59/64 ,  C07C 59/68 ,  C07C 59/84 ,  C07C 67/38 ,  C07C 69/614 ,  C07C 69/734 B ,  C07C 69/734 Z ,  C07C 69/738 Z
Fターム (13件):
4H006AA01 ,  4H006AA02 ,  4H006AC24 ,  4H006AC47 ,  4H006AC48 ,  4H006BA25 ,  4H006BB16 ,  4H006BB18 ,  4H006BB42 ,  4H006BE40 ,  4H006BE60 ,  4H006BJ50 ,  4H006BR60
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭53-018533
  • 特開平2-233637
  • 特開昭53-018533
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