特許
J-GLOBAL ID:200903089906855026

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-297289
公開番号(公開出願番号):特開平11-129725
出願日: 1997年10月29日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 空調条件によって原点補正動作を行う場合と行わない場合とを自動選択できる車両用空調装置を提供すること。【解決手段】 各フェイス吹出口31、32、40、41に具備された風向可変装置46は、左右ルーバ50及び上下ルーバ54と、各ルーバ50、54を駆動するステッピングモータ51、55と有し、ECUより送られるパルス信号によってステッピングモータ51、55の回転角度を制御することにより、各ルーバ50、54の向きを変更することができる。ECUは、例えばFACEモードかB/Lモードが選択された時に、車室内温度、日射量、設定温度等の空調条件により各ルーバ50、54を3つの作動パターンに分けて制御することができる。即ち、?@原点補正を行った後、乗員方向へ向ける制御、?A現在位置を中心として所定の範囲でスイングさせるスイング制御、?B原点補正を行わずに乗員方向へ向ける制御を行うことができる。
請求項(抜粋):
吹出口より吹き出される吹出風の方向を可変する風向板と、この風向板を作動させるための駆動力を発生するアクチュエータと、このアクチュエータの駆動力を前記風向板に伝達して前記風向板の向きを変更する風向板方向変更手段と、前記アクチュエータの作動を制御するアクチュエータ制御手段とを備え、前記アクチュエータ制御手段は、空調負荷、乗車または空調開始からの時間、乗員の操作指示等による第1の空調条件が満たされた時に、前記風向板を目標位置へ作動させる前に一旦、前記風向板が機械的に位置決めされる初期位置へ戻し、この初期位置から前記風向板を前記目標位置へ作動させる第1の風向板制御を行い、空調負荷、乗車または空調開始からの時間、乗員の操作指示等による第2の空調条件が満たされた時に、前記風向板を現在位置から前記目標位置へ作動させる第2の風向板制御を行うことを特徴とする車両用空調装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 101 ,  B60H 1/34
FI (2件):
B60H 1/00 101 U ,  B60H 1/34 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-061452
  • 車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-043280   出願人:日本電装株式会社
  • 特開昭60-174314

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