特許

J-GLOBAL ID：200903089977651782

潤滑剤及びそれを用いた機械又は装置

発明者： 柴原 隆志 ,  坂根 弦太 ,  滝 晨彦
出願人/特許権者： 財団法人岡山県産業振興財団
代理人 (3件)： 森 廣三郎 ,  森 寿夫 ,  中務 茂樹
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-097248
公開番号（公開出願番号）：特開2006-274109
出願日： 2005年03月30日
公開日（公表日）： 2006年10月12日
要約：

【課題】 金属錯体の溶解した水溶液からなる、潤滑性及び難燃性に優れた潤滑剤を提供すること。【解決手段】 モリブデン及びタングステンから選択される少なくとも一種の遷移金属原子と硫黄原子とを含有し、かつ前記遷移金属原子と前記硫黄原子とが直接結合してなる錯体が0.1〜20重量%溶解した水溶液からなる潤滑剤とする。当該錯体が、複数の前記遷移金属原子同士が硫黄原子で架橋されてなる中心骨格を有する多核錯体であって、中心金属原子にアミノ酸が配位したものが好適である。また、相互に接触する可動部分及びそれを覆う容器を有し、該容器の内部に前記潤滑剤が封入されてなる機械又は装置が好適な実施態様である。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

モリブデン及びタングステンから選択される少なくとも一種の遷移金属原子と硫黄原子とを含有し、かつ前記遷移金属原子と前記硫黄原子とが直接結合してなる錯体が0.1〜20重量%溶解した水溶液からなる潤滑剤。

IPC (2件)：

C10M 173/02 ,  C10M 159/18

FI (2件)：

C10M173/02 ,  C10M159/18

Fターム (6件)：

4H104AA01Z ,  4H104DB04C ,  4H104EA16C ,  4H104FA06 ,  4H104LA03 ,  4H104PA05

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 特開昭58-63794号公報
  
• 架橋錯体含有潤滑剤
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-389433   出願人：株式会社メックインターナショナル, 尾嶋平次郎
• 冷間圧延油
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-181745   出願人：住友金属工業株式会社
• 硫黄を配位原子とする水系潤滑剤とその使用方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-149839   出願人：トヨタ自動車株式会社, 株式会社メックインターナショナル, 尾嶋平次郎

審査官引用 (2件)

• 冷間圧延油
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-181745   出願人：住友金属工業株式会社
• 硫黄を配位原子とする水系潤滑剤とその使用方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-149839   出願人：トヨタ自動車株式会社, 株式会社メックインターナショナル, 尾嶋平次郎