特許
J-GLOBAL ID:200903090052525041

擬似移動層式クロマト分離操作を用いる有用物質の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-040145
公開番号(公開出願番号):特開平8-229306
出願日: 1995年02月28日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【目的】 反応と分離という二つ以上の工程が必要であった化学物質の製造,高純度な分離回収を一つの装置内で工程を分けずに可能とする。【構成】 充填剤層を有する複数の塔を無端循環型に連結した系内で液を一方向に流す操作と、原料液,溶離液の入口及び所定成分の出口の位置を弁の切換で上記一方向に間欠的に移動させて充填剤層を液流れ方向とは見かけ上反対方向に移動させる操作とで、充填剤に対して親和力の弱い物質を上記液流れ方向に移動させ、かつ親和力の強い物質を間欠的に反対方向に移動させて、親和力の異なる物質を連続分離する擬似移動層式クロマト分離操作において、分離目的の物質を実質的に含まないが可逆反応により上記親和力の異なる物質を生成する成分を含んだ液を原料液として供給すると共に、複数の塔は、充填剤層を全塔において実質的に均質とし、かつ全塔内は可逆反応の条件を満足する状態とする。
請求項(抜粋):
内部に充填剤層が形成された塔の複数を無端循環型に連結した系内で液を一方向に流す操作と、この系に接続される原料液,溶離液の入口及び所定成分の出口の位置を弁の切換により上記一方向に間欠的に移動させて該出入口に対して充填剤層を液流れ方向とは見かけ上反対方向に移動させる間欠的な層移動の操作とにより、上記塔内の充填剤に対して親和力の弱い物質を上記液流れ方向に移動させ、かつ親和力の強い物質を上記間欠的な層移動の方向に移動させて、親和力の異なる物質を連続的に分離する擬似移動層式クロマト分離操作を用いる方法であって、分離目的の物質を実質的に含まないが化学反応の条件が満足されることで該物質を反応生成物として生ずる成分を含む液を上記原料液として供給すると共に、上記複数の塔は、充填剤層を全塔において実質的に均質とし、かつ該全塔内は上記化学反応の条件を満足する状態とすることを特徴とする擬似移動層式クロマト分離操作を用いる有用物質の製造方法。
IPC (5件):
B01D 15/00 101 ,  C07B 63/00 ,  C07C 67/08 ,  C07C 69/14 ,  C07C 69/54
FI (5件):
B01D 15/00 101 A ,  C07B 63/00 F ,  C07C 67/08 ,  C07C 69/14 ,  C07C 69/54 Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-341174

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