特許
J-GLOBAL ID:200903090087188030
半径方向に拡張可能なステント付管状PTFE移植片
発明者:
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
山本 秀策
, 安村 高明
, 森下 夏樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-059670
公開番号(公開出願番号):特開2004-167277
出願日: 2004年03月03日
公開日(公表日): 2004年06月17日
要約:
【課題】 人体内の腔や管(たとえば、導管や血管など)への移植のための、一体化された、半径方向に拡張可能なステントを有する管状ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)移植片を提供すること。【解決手段】 伸張され焼結されたポリテトラフルオロエチレン(PTFE)のステント付管状移植片。本発明のステント付PTFE移植片は、一体型ステントを有する実施態様と、外側にステントを有する実施態様と、内側にステントを有する実施態様とを含む。それぞれの実施態様において、ステントは、自己拡張または圧力拡張可能である。また、それぞれの実施態様において、ステントは、PTFEに付着(たとえば熱融合)可能な合成樹脂材料で塗布または被覆し得る。製造方法も、ステント付移植片の個々の部品によって開示され、前もってマンドレル上に組み立て、その後、PTFE層の、互いに対するおよび/またはステントに対する付着を促進するために、加熱される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第一直径を有する半径方向に小さな形状、および第二直径を有する半径方向に拡張した形状で、交互に展開可能である、ステント付管状移植片であって、該ステント付管状移植片が、
a)ステントであって、以下:
i)外側表面、および内側表面を規定するために長軸方向に貫通して延びる中空の穴を有する、ほぼ円筒形状に形成された少なくとも1つの部材;
ii)該ステントが、当初は、該ステント付移植片の第一直径と実質的に等しい直径に、半径方向に収縮し、その後、該ステント付移植片の第二直径と実質的に等しい直径に、半径方向に拡張する;および
iii)該ステントが半径方向に拡張した第二直径にあるとき、複数の側面開口部が、該ステントに存在する、
を包含する、ステント、
b)該ステント上に形成された、連続した管状PTFE被覆であって、該PTFE被覆は、以下:
i)伸張され焼結されたPTFEから形成される管状内部基部移植片であって、該管状基部移植片は、外側表面と内側表面とを有し、該管状基部移植片の外側表面が該ステントの内部表面に接触するように、該ステントの中空の穴内に同軸的に配置され、これによって該管状基部移植片の内側表面が、該ステント付移植片を通る腔状導管を規定する、管状内部基部移植片;および
ii)伸張され焼結されたPTFEから形成された、管状外側層であって、該外側層が該ステントの外側表面の周囲に配置され、その結果、該ステントが、該外側層と該管状基部移植片との間に捕捉される、管状外側層、
を含有する、管状PTFE被覆、ならびに
c)該内側基部移植片と該外側管状層との間に配置され、そしてその後、融解して該管状基部移植片の該管状外側層への付着を促進する、ポリマー粒子;
を含み、
ここで、該管状外側層は、該ステントの側面開口部を通して、該管状基部移植片に付着され、これによって、一体型ステント付連続PTFEチューブを形成し、該PTFEチューブは、該第一直径の半径方向に小さな形状、および該第二直径の半径方向に拡張した形状で、交互に配置可能である、ステント付管状移植片。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (37件):
4C097AA15
, 4C097AA16
, 4C097BB01
, 4C097CC02
, 4C097CC05
, 4C097CC13
, 4C097DD02
, 4C097DD09
, 4C097DD10
, 4C097EE02
, 4C097EE06
, 4C097EE08
, 4C097FF10
, 4C167AA44
, 4C167AA45
, 4C167AA47
, 4C167AA49
, 4C167AA50
, 4C167AA53
, 4C167BB03
, 4C167BB06
, 4C167BB15
, 4C167CC08
, 4C167CC09
, 4C167CC10
, 4C167FF05
, 4C167GG04
, 4C167GG06
, 4C167GG08
, 4C167GG10
, 4C167GG16
, 4C167GG22
, 4C167GG24
, 4C167GG32
, 4C167GG42
, 4C167GG47
, 4C167HH08
引用特許:
前のページに戻る