特許
J-GLOBAL ID:200903090132135660

ボルトナット機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 吉武 賢次 ,  永井 浩之 ,  岡田 淳平 ,  勝沼 宏仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-324972
公開番号(公開出願番号):特開2005-090632
出願日: 2003年09月17日
公開日(公表日): 2005年04月07日
要約:
【課題】 ステアリングメンバの車体フレーム取り付けにおいて、クリアランスの消化方法と左ねじボルト推力の安定化および構成部材コスト低減。【解決手段】 ねじ部に金属接触によるロック機構7を設けた右ねじのボルト4、内径部に前記ボルトと勘合するめねじ8を有した左ねじの左ねじボルト5、前記の左ねじボルト5の左ねじ9と勘合する固着ナット6またはめねじ加工された部材14の3部材で構成する。ボルト4のロック機構7により、インナーパネル2と左ねじボルト頭部頂面13間が狭まるよう左ねじボルト5が推進、着地し、車体フレームとステアリングメンバブラケット3間のクリアランスが消化される。さらに取り付け作業を行うと、左ねじボルト5に対しボルト4がねじ込まれ、ボルト座面11がアウターパネル1に着座し締付け力が発生する。締付け力は左ねじボルト5を介して伝達され、ステアリングメンバが取り付けられる。溶接ナット6を用いず、ステアリングメンバブラケット14に左ねじボルトが勘合するめねじ15を設けても良い。【選択図】図1
請求項(抜粋):
組付体とフレームとの間にある隙間を吸収して前記組付体を前記フレームに取り付けるためのボルトナット機構であって、 前記組付体を軸線方向に単一径で貫通して形成された雌逆ねじと、 前記雌逆ねじに螺合する雄逆ねじを外周に有するとともに、内周に雌正ねじを有するスペーサと、 前記スペーサの前記雌正ねじに螺合可能な雄正ねじを有し、前記フレームの外側面側から挿入され前記スペーサの前記雌正ねじに前記雄正ねじを螺合可能なボルトと、 前記ボルトに第1所定トルク以下のトルクを与える場合に前記ボルトの先端部のみを前記スペーサの前記雌正ねじに螺合させ前記先端部より後部部分を螺合させることを阻止し、前記ボルトに第2所定トルク以上のトルクを与える場合に前記ボルトの前記後部部分を前記スペーサの前記雌正ねじに螺合させることを許容するボルト螺入制限手段と、 を備えることを特徴とするボルトナット機構。
IPC (4件):
F16B35/00 ,  B62D25/08 ,  F16B37/00 ,  F16B37/06
FI (5件):
F16B35/00 Y ,  F16B35/00 U ,  B62D25/08 J ,  F16B37/00 Z ,  F16B37/06 A
Fターム (4件):
3D003AA11 ,  3D003BB01 ,  3D003CA33 ,  3D003DA09
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 車両用フレーム構成材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-153939   出願人:本田技研工業株式会社, 株式会社青山製作所
  • 調整ナット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-280870   出願人:株式会社新興製作所, 三菱自動車工業株式会社
審査官引用 (3件)
  • 締結具
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2002-516490   出願人:株式会社青山製作所, 本田技研工業株式会社
  • 雄ねじ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-268885   出願人:イワタボルト株式会社
  • 導通用緩み防止ねじ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-140488   出願人:松下電器産業株式会社, 日東精工株式会社

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