特許
J-GLOBAL ID:200903090147963020
プロセス流量制御システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
山川 政樹
, 山川 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-355805
公開番号(公開出願番号):特開2007-164230
出願日: 2005年12月09日
公開日(公表日): 2007年06月28日
要約:
【課題】ロック解除時の調節弁の弁開度の変動を緩和してスムーズにポジショナによる調節弁の弁開度制御を再開させる。【解決手段】差圧発信器7を設けて空気作動弁PV1の前後の圧力差ΔPを検出し上位制御装置5へ送る。計装空気源や計装電源に異常が生じると、保安手段6が作動して、ポジショナ4Aから操作器2への空気圧の供給が禁止される(PV1,PV2閉)。計装空気源および計装電源が正常状態に復旧した後、ΔPが零となるように、上位制御装置5を介してポジショナ4Aに差圧制御を行わせる。この差圧制御によって、空気作動弁PV1の前後圧を等しくした後、ポジショナ4Aからの操作器2への空気圧の供給禁止を解除(ロック解除)する。このロック解除後、上位制御装置5からポジショナ4Aへ設定開度を送って、調節弁1の弁開度制御を再開させる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
流体が流れる通路を開閉する調節弁と、この調節弁の弁開度を空気圧により調節する操作器と、この操作器に前記調節弁の実開度と設定開度との差に応じた空気圧を出力するポジショナとを備えたプロセス流量制御システムにおいて、
このシステムを稼働するための空気源および電源のうち少なくとも一方に異常が生じた場合、前記ポジショナから前記操作器への空気圧の供給を禁止し、前記操作器の内部の空気圧を保持することにより前記調節弁の開度を現在の実開度に保つ保安手段と、
前記ポジショナから出力される空気圧を測定する第1の圧力測定手段と、
前記操作器の内部の空気圧を測定する第2の圧力測定手段と、
前記空気源および電源が正常状態に復旧され前記保安手段による前記ポジショナからの前記操作器への空気圧の供給禁止が解除される前に、前記第1の圧力測定手段の測定値と前記第2の圧力測定手段の測定値とが等しくなるように前記ポジショナからの前記操作器への空気圧を制御する制御手段と
を備えたことを特徴とするプロセス流量制御システム。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (8件):
5H209AA01
, 5H209BB04
, 5H209CC01
, 5H209DD05
, 5H209EE08
, 5H209FF01
, 5H209GG04
, 5H209HH04
引用特許:
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