特許
J-GLOBAL ID:200903090157193788

定着装置および画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中村 信雄 ,  西澤 一生 ,  益頭 正一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-135770
公開番号(公開出願番号):特開2009-282401
出願日: 2008年05月23日
公開日(公表日): 2009年12月03日
要約:
【課題】正・逆転モータの負荷増大を伴うことなく制動機構を適正に作動させて、通常の定着動作と、圧接離間動作とを行わせることができる定着装置を提供する。【解決手段】定着装置9の通常の定着動作は、駆動モータ50の正回転駆動によって行われる。このため、駆動モータ50の正回転時にその駆動力が加熱ローラ92側に伝達されると共に、切換手段40による加熱ローラ92と加圧ローラ93との圧着状態が維持され、一方の斜歯歯車51Dは制動機構60から外れる方向へ移動する。駆動モータ50の静止時と逆転時は、斜歯歯車51Dと制動機構60との係合が行われ、切換手段40側への駆動力の伝達が行われて加熱ローラ92に対して加圧ローラ93が離間状態とされる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
加熱ローラと、 前記加熱ローラに対して接離可能な加圧ローラと、 正・逆回転可能な駆動モータと、 前記駆動モータの駆動力を加熱ローラに伝達する複数の歯車の噛合連結により構成された駆動伝達機構と、 前記加圧ローラを、前記加熱ローラに対して圧着状態と離間状態とに切換える切換手段と、 前記駆動伝達機構に介装され、前記駆動モータの正回転時と逆回転時とで、駆動力を前記加熱ローラ側と前記切換手段側とに伝達変換する駆動力伝達変換手段と、を備え、 前記駆動伝達機構は、その歯車列における噛合連結の1ヶ所が一対の斜歯歯車で構成されていて、 一方の斜歯歯車が軸方向移動可能とされ、その軸方向には、前記制動機構と、該一方の斜歯歯車を前記制動機構と係合する方向へ押圧する押圧手段が配設され、 前記駆動モータの正・逆回転切換えに伴う前記一方の斜歯歯車に作用するスラスト力の発生方向の変化により、該一方の斜歯歯車が前記制動機構と係脱可能とされていることを特徴とする定着装置。
IPC (1件):
G03G 15/20
FI (1件):
G03G15/20 510
Fターム (9件):
2H033AA23 ,  2H033AA40 ,  2H033BB04 ,  2H033BB30 ,  2H033BB35 ,  2H033BB37 ,  2H033CA32 ,  2H033CA39 ,  2H033CA40
引用特許:
出願人引用 (1件)

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