特許
J-GLOBAL ID:200903090165707006
マイクロチップ電気泳動装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-119174
公開番号(公開出願番号):特開平11-311616
出願日: 1998年04月28日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 マイクロチップ電気泳動装置の電極挿入時の操作性を向上し、かつ電気泳動時の泳動液の蒸発を抑制して長時間の分析にも再現性を保つ。【解決手段】 マイクロチップ1の分離流路7及び試料注入流路9に泳動液及び試料を注入した後、マイクロチップ電気泳動装置の所定の位置にマイクロチップ1を移動させる。電極パッド保持板51を下降させ、弾性体絶縁材料からなる電極パッド49をマイクロチップ1の表面に密着させ、各リザーバ11上を電極パッド49でそれぞれ被うとともに、Pt電極53を各リザーバ11に挿入する。各リザーバ11に所定の電圧をプログラムに従って印加して流路7,9内で試料の定量注入及び分離を行ない、検出機構により分離成分を検出する。
請求項(抜粋):
一対の透明板状部材を備え、少なくとも一方の板状部材の表面に液が流れる溝が形成され、一方の板状部材には前記溝に対応する位置に貫通する穴が設けられ、これら板状部材がその溝を内側にして貼り合わされてその溝により互いに交差する分離流路と試料導入流路を形成してなるマイクロチップを用い、泳動液が充填された前記分離流路及び前記試料導入流路の両端に電圧を印加して試料を電気泳動させる電圧印加手段と、分離した試料成分を検出する検出手段と、前記マイクロチップを位置決めする手段と、を備えたマイクロチップ電気泳動装置において、弾性体絶縁材料からなり、その弾性体絶縁材料には前記マイクロチップの貫通穴に対応した凹部が形成され、その凹部には電源に接続され凹部側で前記弾性体絶縁材料から突き出した電極が配置され、電気泳動時には前記弾性体絶縁材料が前記マクロチップ表面に密着して前記貫通穴上を個々に被うとともに前記電極を前記貫通穴に挿入する電極保持部材を備えたことを特徴とするマイクロチップ電気泳動装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
小型電気泳動装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-249251
出願人:オリンパス光学工業株式会社
前のページに戻る