特許
J-GLOBAL ID:200903070498190727
小型電気泳動装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-249251
公開番号(公開出願番号):特開平9-089840
出願日: 1995年09月27日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】 シリコン又はガラス基板に溝を形成して得られる液流路で電気泳動を行わせるようにするとともに、その流路を所望物質で部分的に修飾し得て、目的に合わせたより高感度な分析が効率よく行える小型電気泳動装置を提供する。【解決手段】 基板の片面に溝を形成し、別の基板で該溝を覆い液流路6を形成し電気泳動を行う構成とされ、かつ流路6の途中に部分的に液を流す為の液の流入、流出口1,2,8,9を持つ。電気泳動が行われる流路6の流入出の経路と別に独立して液の出し入れを行うための液の流入、流出口を備える構成で、例えば口1と口9間でアミノ基を有するシラン処理剤を流通させ処理部分12での領域にのみ流路内壁をアミノ基で処理でき、同様に口2と口8間で処理部分7の領域をカルボキシル基で処理できる。流路6は多種類の物質で部分的に修飾され、目的に合わせたより高感度な分析が効率よく行える。
請求項(抜粋):
シリコン基板またはガラス基板のいずれかからなる第1の基板と、ガラス基板またはシリコン基板のいずれかからなる第2の基板とを有し、少なくともこれら第1,第2の基板のうちの一方の基板の片面に溝が形成されるとともに、その他方の基板で該溝を覆うことにより液流路を形成し、その流路で電気泳動を行う装置であって、その電気泳動を行う流路の途中に部分的に液を流すようにするための液の流入、流出口を少なくとも1組以上設けてなる、ことを特徴とする小型電気泳動装置。
引用特許:
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