特許
J-GLOBAL ID:200903090170616000

タイヤの挙動シミュレーション方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-240012
公開番号(公開出願番号):特開2006-056380
出願日: 2004年08月19日
公開日(公表日): 2006年03月02日
要約:
【課題】 有限要素法(FEM)等の数値解析手法によるタイヤの解析において、正確にタイヤの挙動を模擬する。【解決手段】 タイヤの挙動を模擬的に解析するために、タイヤを数値計算モデルに対応させて計算するとき、タイヤモデルを分割する要素数を、タイヤの接地面内において8個以上に設定し、タイヤケース部の周方向分割数と1秒あたりのタイヤ回転数の積の時系列データの周波数が注目周波数の2倍以上となるように、また、タイヤ進行速度をタイヤ進行方向要素サイズで除算して得られる時系列データの周波数が注目周波数の2倍以上となるように、タイヤモデルを分割する要素数を設定する(ステップ100,101,102)。この後、路面をモデル化し転動解析を実行する(ステップ104〜110)。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
タイヤを複数要素に分割して数値計算モデルに対応させて該タイヤを進行させる使用状態で該タイヤの挙動を模擬的に解析するタイヤの挙動シミュレーション方法であって、 タイヤ周方向に分割すると共に、変形を与えることが可能なタイヤケース部とタイヤトレッド部とから構成された全体モデルとしてタイヤモデルを定め、 タイヤモデルに接触すると共に複数要素に分割した路面モデルを定め、 前記路面モデルに前記タイヤモデルを接触させたとき接地面内でかつタイヤ進行方向に複数の要素が配置されるようにタイヤモデルを分割し、 前記タイヤモデルのタイヤケース部についてタイヤ周方向の分割数とタイヤ回転数の積が、予め定めた注目周波数の2倍以上となるように、前記タイヤケース部のタイヤ周方向分割数及び前記タイヤ回転数の少なくとも一方を定めると共に、前記路面モデルを分割した要素の大きさに対するタイヤモデルの進行速度の比が、前記注目周波数の2倍以上となるように、前記要素分割数及び前記進行速度の少なくとも一方を定め、 前記タイヤモデルの変形計算を実行し、 前記変形計算によりタイヤモデルに生じる物理量を求め、 前記物理量によりタイヤの挙動を予測する、 タイヤの挙動シミュレーション方法。
IPC (2件):
B60C 19/00 ,  G01M 17/02
FI (2件):
B60C19/00 Z ,  G01M17/02 B
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (4件)
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