特許
J-GLOBAL ID:200903090203631205

鍵盤楽器の消音装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川▲崎▼ 研二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-379759
公開番号(公開出願番号):特開2003-177737
出願日: 2001年12月13日
公開日(公表日): 2003年06月27日
要約:
【要約】【課題】 優れた消音機能を実現することが可能であり、かつ鍵盤楽器への後付け作業を容易に行えるようにする。【解決手段】 このグランドピアノの高音側の棚板上に消音装置を駆動するための単一の駆動源である電動モータ150が配置される。この消音装置は、中高音側でハンマシャンクをストップさせるストッパ部材を駆動する中高音側ストッパ駆動機構160、低音側でハンマシャンクをストップさせるストッパ部材を駆動する低音側ストッパ駆動機構170と、消音演奏時にジャックが脱進するタイミングを早める脱進タイミング変更機構260とを備える。そして、消音演奏と通常演奏の切り換え時には、電動モータ150の駆動力が中高音側ストッパ駆動機構160→脱進タイミング変更機構260に伝達されるとともに、電動モータ150の駆動力が低音側ストッパ駆動機構170にも伝達される。
請求項(抜粋):
複数の鍵が配列された鍵盤と、前記鍵に対応して設けられる弦と、前記鍵に対応して設けられる前記弦を打撃する打弦部材を有するアクション機構とを備えた鍵盤楽器の消音装置であって、当該消音装置が搭載される鍵盤楽器の前記鍵の配列方向における第1の所定の範囲に沿って延在し、前記打弦部材の移動範囲に進退自在に設けられる部材であって、前記打弦部材の移動範囲に進入させた時に前記打弦部材による前記弦の打撃を阻止する第1のストッパ部材と、当該消音装置が搭載される鍵盤楽器の前記鍵の配列方向における前記第1の所定の範囲と異なる第2の所定の範囲に沿って延在し、前記打弦部材の移動範囲に進退自在に設けられる部材であって、前記打弦部材の移動範囲に進入させた時に前記打弦部材による前記弦の打撃を阻止する第2のストッパ部材と、ユーザの指示に応じて駆動力を発生する駆動力発生手段と、前記駆動力発生手段が発生した駆動力により前記第1のストッパ部材を移動させる第1のストッパ駆動機構と、前記第2のストッパ部材を移動させる機構であって、当該第2のストッパ部材に伴って移動する第2の変位部材を有する第2のストッパ駆動機構と、前記駆動力発生手段が発生した駆動力によって変位する第1の変位部材に一端が取り付けられ、他端が前記第2の変位部材に取り付けられる可撓性部材とを具備し、前記第1の変位部材の移動に伴って前記第2の変位部材が移動するようにしたことを特徴とする鍵盤楽器の消音装置。
IPC (3件):
G10C 3/00 ,  G10C 1/04 ,  G10C 3/16
FI (4件):
G10C 3/00 J ,  G10C 3/00 L ,  G10C 1/04 ,  G10C 3/16 M
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 鍵盤楽器の消音装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-014490   出願人:ヤマハ株式会社
  • 鍵盤楽器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-072933   出願人:ヤマハ株式会社
  • 鍵盤楽器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-130267   出願人:ヤマハ株式会社
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