特許
J-GLOBAL ID:200903090205706601

鉛蓄電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  内藤 浩樹 ,  永野 大介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-251055
公開番号(公開出願番号):特開2008-071693
出願日: 2006年09月15日
公開日(公表日): 2008年03月27日
要約:
【課題】減液抑制を目的として、液口栓排気孔を覆うシートを蓋に貼り合わせた液式鉛蓄電池において、排気孔からの滲出水分によるシートと蓋との貼り付きと、この貼り付きによって生じる電池内圧の異常上昇およびこれによる電槽変形を抑制する。【解決手段】液口栓に設けた排気孔を覆うシートを蓋に貼り合わせた鉛蓄電池において、シートの排気孔に近接した部分を、電池外側方向である上方に向かって凸状に撓ませる。これにより、シートと蓋との間に滲出電解液が存在しても、排気孔がシートによって閉塞される現象が抑制され、電池内部で発生した酸素・水素ガスは、円滑に電池外部に放出されるため、これらの発生ガスによる電池内圧の異常上昇と、これによる電槽変形が顕著に抑制される。【選択図】図3
請求項(抜粋):
Pb-Ca合金からなる正極格子体および負極格子体を有し、正極板と負極板とがセパレータを介して配置され、同極性の極板耳部がそれぞれ正極ストラップおよび負極ストラップで集合溶接されてなる極板群が電解液に浸漬した鉛蓄電池であって、前記極板群を収納する電槽の開口部に接合された蓋に設けた液口に装着された液口栓を備え、前記液口栓には、電池内のガスを電池外に排出するための排気孔が設けられ、前記排気孔を覆うよう、粘着剤あるいは接着剤等により、前記蓋に貼り合わされたシートを備え、前記シートと前記蓋の貼り合わせ面に、前記粘着剤あるいは前記接着剤を有さない非接合部を設け、前記非接合部において、前記蓋と前記シートとの隙間を通して前記排気孔からの排出ガスを、前記排気孔から離間した位置で電池外に排出するよう前記非接合部を設け、かつ、前記非接合部において、前記シートを上方に向かって凸に撓ませたことを特徴とする鉛蓄電池。
IPC (3件):
H01M 2/12 ,  H01M 4/68 ,  H01M 2/28
FI (3件):
H01M2/12 105 ,  H01M4/68 A ,  H01M2/28
Fターム (18件):
5H012AA07 ,  5H012BB02 ,  5H012BB03 ,  5H012CC06 ,  5H012DD02 ,  5H012EE01 ,  5H012JJ02 ,  5H017AA01 ,  5H017CC05 ,  5H017EE03 ,  5H043BA12 ,  5H043CA05 ,  5H043EA42 ,  5H043HA11E ,  5H043KA03E ,  5H043KA03F ,  5H043KA04E ,  5H043KA05E
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 鉛蓄電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-091478   出願人:松下電器産業株式会社
  • 蓄電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-030302   出願人:株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション
  • 鉛蓄電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-038268   出願人:日本電池株式会社
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審査官引用 (5件)
  • 蓄電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-030302   出願人:株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション
  • 鉛蓄電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-091478   出願人:松下電器産業株式会社
  • 鉛蓄電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-038268   出願人:日本電池株式会社
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