特許
J-GLOBAL ID:200903090244161108

駆動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-321515
公開番号(公開出願番号):特開平11-153158
出願日: 1997年11月21日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】電磁式制御手段にて多板式の摩擦クラッチ14を摩擦係合してアウタケース10aとインナシャフト10bをトルク伝達可能な連結状態とする駆動力伝達装置において、摩擦クラッチ14のクラッチプレート14bと同プレート14bに当接するアーマチャ15、リヤハウジング11b間の隙間での油膜の形成を抑制して、摩擦クラッチ14の作動の応答性を向上させる。【解決手段】アーマチャ15、リヤハウジング11bに対向するクラッチプレート14bの対向面14b1,14b2に無数の排油溝14b3を設けて、アーマチャ15、リヤハウジング11b間の油膜を形成する油の排出を助成する。
請求項(抜粋):
互いに同軸的かつ相対回転可能に位置する内外両回転部材間に配設された多板式の摩擦クラッチと、通電により作動して前記摩擦クラッチを摩擦係合させる電磁式の制御手段を備え、同制御手段を、前記外側回転部材の内側に位置して前記摩擦クラッチと対向するアーマチャと、前記外側回転部材の外側に位置して同外側回転部材の側壁を挟んで前記摩擦クラッチと対向する電磁石を備えた構成とし、同電磁石への通電により前記アーマチャを吸引して前記摩擦クラッチを摩擦係合し、同摩擦クラッチの摩擦係合力にて前記両回転部材をトルク伝達可能な連結状態とする駆動力伝達装置において、前記摩擦クラッチにおける前記アーマチャに対向するクラッチプレートは同アーマチャと一体回転可能に構成されていて、これらクラッチプレートとアーマチャの対向面の少なくとも一方に油膜切れ促進手段が設けられていることを特徴とする駆動力伝達装置。
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 特開平1-145434
  • 特開平1-145438
  • 特開平1-261525
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審査官引用 (6件)
  • 特開平1-145438
  • 特開平1-145438
  • 特開平1-145438
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