特許
J-GLOBAL ID:200903090274972569

音声の励振信号符号化・復号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-167081
公開番号(公開出願番号):特開平5-019795
出願日: 1991年07月08日
公開日(公表日): 1993年01月29日
要約:
【要約】【目的】 雑音符号帳の符号ベクトルを周期化することにより、合成音声の品質を向上させる。【構成】 符号駆動線形予測符号化において、適応符号帳を用いて基本周期Lを検索し、その後、雑音符号帳の検索を行う際に、雑音符号帳17の番号1〜Ns の符号ベクトルについては周期Lで切り出し、これを1フレーム繰り返した符号ベクトル38とし、番号NS+1 〜Nの符号ベクトルについては周期L/2で切り出し、これを1フレーム繰り返した符号ベクトル41として、それぞれ適応符号帳からの最適周期符号ベクトルと共に、合成フィルタ15へ駆動音源ベクトルとして供給して、歪が最小となる雑音符号ベクトルを選択する。Lが実際のピッチ周期の2倍の場合に雑音符号ベクトルはNS+1 〜Nから選択されることになる。
請求項(抜粋):
フレーム単位に、適応符号帳からの、過去の駆動音源ベクトルをピッチ周期で繰り返した時系列ベクトルと、雑音符号帳からの時系列ベクトルとで合成フィルタを駆動して音声信号を再生することを用いて入力音声を符号化する音声の励振信号符号化方法において、上記雑音符号帳の符号ベクトルを、上記ピッチ周期ごとに繰り返して周期化したものと、上記ピッチ周期の半分および2倍、前フレームのピッチ周期、その半分および2倍でそれぞれ上記雑音符号帳の符号ベクトルを繰り返して周期化したものの少なくとも1つとを上記雑音符号帳からの上記時系列ベクトルとすることを特徴とする音声の励振信号符号化方法。
IPC (2件):
G10L 9/14 ,  G10L 9/18

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