特許
J-GLOBAL ID:200903090311471460

ダストカバー用当接座およびそれを用いたサスペンション機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笠井 美孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-197598
公開番号(公開出願番号):特開2005-036833
出願日: 2003年07月16日
公開日(公表日): 2005年02月10日
要約:
【課題】コイルスプリングをオフセットして外挿装着せしめた緩衝器を備えたサスペンション機構において、従来から問題となっていたダストカバーの耐久性を、簡単な構造をもって改善すること。【解決手段】ロワ側スプリング受金具48において、ダストカバー60の下端縁部62に対して軸方向で対向位置せしめられる内周部分に、ダストカバー60に向かって突出するダストカバー用当接座64を設けると共に、該ダストカバー用当接座64における突出高さをロワ側スプリング受金具48の傾斜角度に対応して周方向で異ならせた。これにより、ダストカバー60の下端縁部62が対向位置せしめられて、緩衝器30の収縮作動に際して当接せしめられる当接面68を、緩衝器30の中心軸に略直交する平面上に位置するようにして形成した。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
緩衝器のシリンダを車輪側に取り付ける一方、該緩衝器のピストンロッドを車両ボデー側に取り付け、更に該緩衝器にコイルスプリングを外挿して、該ピストンロッドが取り付けられる該車両ボデー側に設けたアッパ側スプリング受金具で該コイルスプリングの上端部を支持せしめると共に、該シリンダの外周面上に該緩衝器の中心軸に対して傾斜させて突設したロワ側スプリング受金具で該コイルスプリングの下端部を支持せしめ、更に該緩衝器に外挿した筒状のダストカバーの上端部を該ピストンロッドの該車両ボデー側への取付部位で支持せしめて、該コイルスプリングの内周側に吊下状態で該ダストカバーを配設せしめたサスペンション機構に対して、そのロワ側スプンリング受金具に組み付けられるダストカバー用当接座であって、 前記ロワ側スプリング受金具における前記コイルスプリングを支持する上面側の内周部分に重ね合わされて配設されることにより、前記ダストカバーの軸方向下端部に対して前記緩衝器の中心軸方向で対向位置せしめられると共に、該ロワ側スプリング受金具の前記緩衝器の中心軸に対する傾斜角度に対応して、該ロワ側スプリング受金具からの軸方向突出高さが該緩衝器の周方向で異ならされていることにより、該ダストカバーの軸方向下端部に対して対向位置せしめられる当接面を該緩衝器の中心軸に略直交する平面上に位置するようにして形成せしめて、該緩衝器の収縮作動時に該ダストカバーの軸方向下端部が該当接面に対して当接せしめられるようにしたことを特徴とするダストカバー用当接座。
IPC (3件):
F16F9/32 ,  B60G15/06 ,  F16F9/38
FI (3件):
F16F9/32 B ,  B60G15/06 ,  F16F9/38
Fターム (9件):
3D001AA17 ,  3D001BA02 ,  3D001DA01 ,  3D001DA03 ,  3J069AA50 ,  3J069CC02 ,  3J069CC30 ,  3J069DD41 ,  3J069DD43
引用特許:
審査官引用 (6件)
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