特許
J-GLOBAL ID:200903090348207487

低温靭性に優れた厚鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-272529
公開番号(公開出願番号):特開平7-126797
出願日: 1993年10月29日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、高価な合金元素を用いたり、複雑な熱履歴により生産性を低下させることなく、全厚にわたって3μm以下の平均α粒径を達成することが可能な、低温靭性の良好な厚鋼板を製造する方法を提供する。【構成】 所定の成分範囲の鋼片の熱間圧延前のミクロ組織を規定した上で、該鋼片をAc1 変態点以上Ac3 変態点未満に加熱した後、累積圧下率50%以上の圧延をAc1 変態点以上Ac3 変態点未満の温度範囲で行い、圧延終了後は必要に応じて、5°C/秒以上の冷却速度で650°C以下の温度に加速冷却するか、圧延終了に引き続いて5°C/秒以上の冷却速度で650°C以下の温度に加速冷却した後、Ac1 変態点以下に焼き戻す。
請求項(抜粋):
重量%で、C :0.01〜0.20%、 Si:0.03〜1.0%、Mn:0.30〜2.0%、 Al:0.005〜0.1%、N :0.001〜0.01%、残部Fe及び不可避不純物からなり、以下の?@〜?Bに該当するミクロ組織を有する鋼片をAc1 変態点以上をAc3 変態点未満に加熱した後、累積圧下率50%以上の圧延をAc1 変態点以上Ac3 変態点未満の温度範囲で行うことを特徴とする低温靭性に優れた厚鋼板の製造方法。?@マルテンサイト単相組織、あるいはベイナイト単相組織、あるいは両者の混合組織?Aフェライトの割合が20%未満の、フェライトとマルテンサイト、あるいはフェライトとベイナイト、あるいはフェライト、ベイナイト、マルテンサイト3者の混合組織?Bフェライトの平均粒径が20μm以下の、フェライト単相組織あるいはフェライトとマルテンサイト、ベイナイト、パーライトの内、1種または2種以上からなる混合組織
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/54
引用特許:
審査官引用 (1件)

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