特許
J-GLOBAL ID:200903090354575447

複合型雨水一時貯留槽

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 清一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-418868
公開番号(公開出願番号):特開2005-179931
出願日: 2003年12月17日
公開日(公表日): 2005年07月07日
要約:
【課題】施工の簡易化と施工コストの低減を達成できると共に、維持管理も容易である、複合型雨水一時貯留槽を提供する。【解決手段】連通状態にある第1貯留槽2と第2貯留槽3とが地下埋設されている。第1貯留槽2は、コンクリート製のものであり、第2貯留槽3は、多数の空間形成ブロック4を縦横及び上下に設置することにより形成された貯留空隙構造体の全体を遮水シート130で覆ってなる。第1貯留槽2と第2貯留槽3とは、その上下において、第1貯留槽2に設けられた越流口5と流出口6で連通され、流出口6には逆止弁7が設けられている。逆止弁7は、第2貯留槽3から第1貯留槽2に向けての貯留水の流れを許容するが、その逆の流れを阻止する。第1貯留槽2の一部分に、隔壁9によって排水槽部10を区画形成する。排水槽部10に排水部11が設けられると共に、隔壁9の下側に流出調整口12が設けられ、その上側に余水吐き13が設けられている。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
相互が連通状態にある第1貯留槽と第2貯留槽が地下に埋設され、該第1貯留槽は、少なくとも底面部と側面部とがコンクリート構造部とされたコンクリート製の貯留空間構造体であって、雨水を流入させる流入部と、貯留水を排水させる排水部とが設けられており、又、前記第2貯留槽は、空間形成ブロックを、縦横及び上下に設置することによって形成された貯留空隙構造体の全体が遮水シートで覆われており、 又、前記第1貯留槽と前記第2貯留槽とは、その上部において、第1貯留槽の設定水位を超えた貯留水を第2貯留槽に越流させる越流口で連通されると共に、その下部において、第2貯留槽の貯留水を第1貯留槽に流出させる流出口で連通され、該流出口には、第2貯留槽から第1貯留槽に向けての貯留水の流れを許容するがその逆の流れは阻止する逆止弁が設けられており、 又、前記第1貯留槽内の一部分に、隔壁によって排水槽部を区画形成し、該排水槽部に前記排水部を設けると共に、前記隔壁には、前記流出口の下側に位置させて流出調整口を設け、又、前記越流口の上側に位置させて、前記排水槽部に余水を吐出させる余水吐きを設けたことを特徴とする複合型雨水一時貯留槽。
IPC (2件):
E03B11/14 ,  E03F1/00
FI (2件):
E03B11/14 ,  E03F1/00 Z
Fターム (1件):
2D063AA01
引用特許:
出願人引用 (6件)
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